平成19年4月27日
食品安全部監視安全課
 加地 監視安全課長
 担当:田中 (内線2455)


中国産カワハギ加工品と称して輸入されたフグ加工品について

今般、中国産カワハギ加工品として輸入届出された製品について、関係機関が実施した遺伝子分析の結果等により、原材料としてフグが使用されていることが判明しました。

当該品については、定められた形態で輸入されたものではないため、食品衛生法違反として措置するよう関係自治体に通知しました。

なお、当該品は、遺伝子分析においてシロサバフグと推定されています。通常、日本海、渤海、黄海及び東シナ海で漁獲されるシロサバフグの筋肉部位は可食部位とされており、これまで当該品を起因とするような健康被害の報告はありません。

 輸入するフグの形態については、種類の鑑別を容易にするため、処理を行わないもの又は単に内臓のみをすべて除去したものに限られている。
<参考>
品 名:かわはぎ調味乾製品(シロサバフグと推定)
輸出国:中国
製造者:LONGHAI JIARONG FOODS CO., LTD.
輸入者:株式会社シミズ(徳島県徳島市)
届出数量及び重量:1,113カートン、11,130kg
届出先:福岡検疫所門司検疫所支所
届出年月日:平成19年3月29日
措置状況:回収11,678.55kg、消費182kg(平成19年6月18日現在) (*本品を原料とした加工品も回収したことにより増量した。)
なお、回収分については積戻し又は廃棄済み

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