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平成22年3月31日

職業安定局需給調整事業課

課長 鈴木 英二郎

主任中央需給調整事業指導官 浅野 浩美

課長補佐 鶴谷 陽子

(電話) 03(5253)1111 (内線5335)

労働者派遣事業適正運営協力員の身分証明証の紛失について


1. 事案の概要
厚生労働大臣が委嘱する労働者派遣事業適正運営協力員(以下「協力員」という。)(※)として委嘱する予定の者6人分の氏名及び生年月日を記載し、顔写真を貼付した身分証明証用紙を委嘱手続の過程において紛失したことが明らかになった。


2. 事案表面化の経緯等
(1) 発端
平成22年4月から任期開始の協力員の委嘱手続のため、委嘱予定者6人分について、氏名及び生年月日を記載し、顔写真を貼付した身分証明証用紙を推薦状等の文書とともに、平成22年2月26日(金)、労働局から本省に送付した。
本省到達後、需給調整事業課において開封し、推薦状等の文書は封筒から取り出した。この際、同封していた身分証明証用紙を封筒に残したまま、当該封筒を廃棄した可能性が高い。
同年3月24日、労働局から、本省が手続を完了した委嘱状は受け取ったが、身分証明証は送られていないとの連絡により、身分証明証用紙の紛失が明らかになった。

(2) 紛失した個人情報
協力員の氏名、生年月日及び顔写真


3. 関係者への説明及び再発防止策等
(1) 身分証明証用紙を紛失した6人の委嘱予定者に対して、経緯等について連絡、説明し、謝罪を行うとともに、身分証明証を速やかに発行する。

(2) 併せて、管理者である担当課長に対し、厳重注意を行った。

(3) 今後は、協力員の委嘱に係る作業過程を見直し、各労働局から本省に送る際には、委嘱関係書類であることを封筒に記載させた上で、開封時には十分内容を確認し、これまで以上に厳重に管理することにより事故の再発防止に努める。

※ 「労働者派遣事業適正運営協力員」は、派遣労働者、派遣元事業主、派遣先等からの相談に応じ専門的な助言を行う者として、民間(労働者、使用者)から選任し、厚生労働大臣が委嘱している。
なお、協力員の氏名については公表されている。

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