07/01/24 薬事・食品衛生審議会 総会 平成19年1月24日議事録 薬事・食品衛生審議会 総会 議事録 1.日時及び場所   平成19年1月24日(月) 15:30〜15:58   厚生労働省専用第22会議室 2.出席委員(25名)五十音順 赤 堀 文 昭、 伊 賀 立 二、 池 田 康 夫、 板 倉 ゆか子、 犬 伏 由利子、 井 部 俊 子、 大 野 ・ 男、 笠 貫   宏、 神 田 敏 子、 黒 木 由美子、 佐 藤 光 源、 品 川 邦 汎、 品 川 森 一、 竹 嶋 康 弘、 田 中 平 三、 長 尾 美奈子、 西 島 正 弘、 早 川 堯 夫、 松 本 和 則、 溝 口 昌 子、  宮 村 達 男、 望 月 正 隆、 望 月 眞 弓、 山 本 茂 貴、 吉 倉   廣     欠席委員(5名)   岩 田   誠、 河 盛 隆 造、 岸   玲 子、 永 井 良 三、 廣 橋 説 雄、 本 田 佳 子  3.行政機関出席者   柳 澤 伯 夫(厚生労働大臣)、   高 橋 直 人(医薬品局長)、  黒 川 達 夫(大臣官房審議官)、 中 澤 一 隆(総務課長)、   関 野 秀 人(薬事企画官)、 森   浩太郎(医薬品副作用被害対策室長)、 小 林   剛(医薬情報室長)、 中 垣 俊 郎(審査管理課長)、 俵 木 登美子(医療機器審査管理室長)、 佐々木 弥 生(化学物質安全対策室長)、  伏 見   環(安全対策部長)、 山 田 雅 信(安全使用推進室長)、 植 村 展 生(血液対策企画官)、 藤 崎 清 道(食品安全部長)、中 林 圭 一(大臣官房参事官)、 南 野   肇(企画情報課長)、依 田 紀 彦(国際食品室長)、 伊 藤 英 紀(検疫所業務管理室長)、 松 田   勉(基準審査課長)、桑 崎 俊 昭(監視安全課長)、 道 野 英 司(輸入食品安全対策室長)、 杉 浦 勝 明(農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課長) 4.備考   本分科会は、公開で開催された。 ○総務課長 定刻になりましたので、ただいまから薬事・食品衛生審議会総会を開催い たします。私は医薬食品局総務課長の中澤です。本日の会議で会長が選出されるまでの 間、司会を務め、議事を進めることになりますのでよろしくお願いいたします。  まず最初に、柳澤厚生労働大臣より御挨拶申し上げます。 ○厚生労働大臣 皆さん、こんにちは。御紹介いただきました、昨年9月から厚生労働 大臣の職にございます柳澤と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。新しいメ ンバーによる薬事・食品衛生審議会のスタートの総会に当たり、一言御挨拶を申し上げ たいと思います。  はじめに、まず各委員の先生方におかれましては、それぞれ重要な公務をお持ちのと ころ、今回快く委員の御就任をお引き受けいただきました。まず、この点に対して、心 から厚く御礼申し上げたいと思います。また、本日は大変御多用のところを御出席賜り、 ありがとうございます。  御存じのとおり、当審議会は平成13年の行政改革に伴い、中央薬事審議会と食品衛生 調査会を統合して設置されたものであります。医薬品・食品等の有効性、安全性の審議 をいただく大変重要な審議会でございます。有効で安全性の高い医薬品の供給、安全な 食品の供給は、国民の健やかな生活と健康を守る上で非常に重要であります。本審議会 が担っている役割は、その意味で極めて大きなものがあると考える次第です。  近年、医療の高度化、食の多様化、あるいはそれに伴う先端科学技術の進展等により、 医薬品や食品を取り巻く環境が大きく変化しています。先の第165回国会の所信表明演 説、安倍総理の総理としての最初の演説でした。そこで安倍総理は、経済成長に貢献す るイノベーションの推進に向け、医薬分野というものを第一に掲げています。「1丁目 1番地のイノベーションはまず医薬」と演説されました。私も陪席していますその現場 で、このことを大変印象深く受け止めました。医薬分野のイノベーションということで、 分野ごとに長期の戦略指針を定め、実行することを表明しています。  こうした状況のもと、医薬品分野においては治験の実施体制、承認審査の在り方やそ の実施の体制といったことについて検討会を設置して、幅広く検討をしているところで す。基礎研究も大事だけれども、何といっても治療段階での研究が非常に大事だという スタンスが取られていることを申し上げてよろしいかと思います。  国民に有効で、安全な医薬品等を迅速に提供するための環境整備にこれから懸命に取 り組むべきだという支持もいただいているという受け止め方をしています。  一方、食品衛生分野においては、食品の安全について国民の関心が非常に高まってい るわけです。厚生労働省としても、科学的な治験に基づいて関係行政機関と連携を取り ながら、BSE対策、あるいは残留農薬規制の問題、健康食品、食中毒の対策等、各般 の課題に今懸命に取り組んでいるところでございます。  役所として、ただいま申し上げたように医薬品行政、食品行政はこれからも全力で取 り組んでまいる所存であります。この審議会の各委員の先生方におかれては、高い御識 見、それぞれ専門的なお立場から、どうぞ濃密な、また御熱心な御審議をよろしくお願 い申し上げたいと思います。  以上、簡単ですが、新しい審議会のメンバーによります再スタートの機会に一言申し 上げ、私の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがと うございました。 ○総務課長 大臣は所用のため、ここで退席いたします。 ○厚生労働大臣 よろしくお願いします。 ○総務課長 ここで委員の方々を御紹介申し上げます。あいうえお順に従い、お名前を 順次読み上げます。本日、お手元の資料の中にも参考資料として名簿がありますので、 御参照ください。  赤堀委員です。伊賀委員です。池田委員です。板倉委員です。犬伏委員です。井部委 員は間もなくいらっしゃると聞いています。それから、岩田委員は本日御欠席でござい ます。大野委員です。笠貫委員です。河盛委員は本日御欠席でございます。神田委員で す。岸委員は本日御欠席です。黒木委員です。佐藤委員です。品川委員です。品川森一 委員です。竹嶋委員は間もなくいらっしゃると聞いています。田中委員です。永井委員 は本日御欠席です。長尾委員です。西島委員です。早川委員です。廣橋委員は本日御欠 席です。松本委員です。溝口委員です。宮村委員です。望月正隆委員です。望月眞弓委 員です。山本委員です。吉倉委員です。  続いて、事務局の職員の紹介をさせていただきます。高橋医薬食品局長です。藤崎食 品安全部長です。黒川大臣官房審議官です。中林大臣官房参事官です。中垣医薬食品局 審査管理課長です。伏見同安全対策課長です。村上同監視指導・麻薬対策課長です。南 野同食品安全部企画情報課長です。増田同食品安全推進官です。松田同基準審査課長で す。桑崎同監視安全課長です。杉浦農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課長です。 なお、本日、所用により宮坂大臣官房審議官、関血液対策課長が欠席しております。以 上です。本日は委員数30名のうち、現在、22名の御出席をいただいていますので、定 足数に達していますことをまず御報告いたします。  ただいまから会長の選出をお願いしたいと思います。薬事・食品衛生審議会令第5条 によりますと、委員の互選によって定めることとされておりますが、いかがいたしまし ょうか。 ○池田委員 大変僭越ではありますが、会長につきましては望月正隆委員にお願いして はいかがかと思います。委員の先生方の御意見を伺いたいと思います。 ○総務課長 会長について、望月正隆委員にお願いしたいということで、合意があった ということにいたします。  ありがとうございました。会長に望月委員が互選されましたので、会長席にお移りい ただきたいと思います。望月会長、以後の進行をよろしくお願いいたします。 ○望月会長 望月でございます。共立薬科大学に所属しています。ただいま、委員の先 生方に選出していただきました。非常に緊張しています。というのは、私にとってとて も能力の及ばない職位だということを感じています。しかし先ほど柳澤厚生労働大臣が おっしゃったように、今、日本で食品の安全、薬品の有効性と安全性ということにつき ましては国民全体から、ある意味期待の声が揚がっていると思います。その中で、この 審議会の果たすべき役割というのは非常に重いことは重々理解しています。  先ほど申し上げましたように、能力に欠けると思っていますので、委員の皆様の御指 導・御協力、それから事務局の方々の御支援・御協力がなければとてもやっていけませ ん。是非、その点については先生方、よろしくお願いいたします。以上、最初の挨拶と させていただきます。どうもありがとうございます。  それでは早速ですが、会長代理の選出に移らせていただきます。薬事・食品衛生審議 会令第5条によりますと、会長が指名すると定めておりますので、吉倉委員にお願いい たしたいと思いますが、よろしいでしょうか。それでは、会長代理には吉倉委員にお願 いいたしたいと思います。吉倉委員、会長代理席にお越しください。  各委員が所属される分科会について、事務局より説明をお願いいたします。 ○総務課長 薬事・食品衛生審議会令第6条により、当審議会には薬事分科会と食品衛 生分科会を置くこととなっています。また、それぞれの分科会の所属については、厚生 労働大臣が指名することとされています。各委員のお手元にお配りしています辞令に記 載されている分科会が各委員の所属される分科会となりますので、御確認をお願いいた します。 ○望月会長 御確認いただけましたでしょうか。議事次第によりますと、次に薬事分科 会及び食品衛生分科会の開催となっています。具体的手順について事務局より御説明願 います。 ○総務課長 お手元に「薬事・食品衛生審議会総会等の流れ」という資料をお配りして います。それに沿って御説明いたします。  これから薬事分科会はこの場所で、食品衛生分科会は17階の専用第21会議室におき ましてそれぞれの分科会を開催し、分科会長及び分科会長代理の選出を行っていただき ます。また、薬事分科会においては「薬事分科会規程の一部改正」も議題にあげられて いるところです。  また、両分科会とも途中で部会を開催し、部会長の選出を行います。部会の場所です が、薬事分科会に属する部会はこの階の専用第23会議室で行い、食品衛生分科会に属す る部会は16階の専用第17会議室で行います。部会に所属しておられない委員の方には、 申し訳ありませんが分科会会場のお席でお待ちいただくことになります。  部会長選出が終了しましたら、一旦分科会にお戻りいただき結果報告を行い、その後 最後に総会を再開いたします。こちらの専用第22会議室に全員お集まりいただき、分科 会での結果を報告することとなっています。よろしくお願いいたします。 ○望月会長 それでは、総会を一時中断させていただきます。 ── 薬事分科会及び食品衛生分科会の開催により中断 ──                ── 総会再開 ── ○望月会長 ただいまから総会を再開します。ただいま各分科会で決定いただいた分科 会長及び分科会長代理、各部会長について事務局から報告してください。 ○総務課長 お手元に資料を2枚用意しています。まず、薬事分科会から御報告いたし ます。薬事分科会長に望月委員、同会長代理に山口委員です。部会長ですが、日本薬局 方部会に早川委員、副作用・感染等被害判定第一部会に岩田委員、副作用・感染等被害 判定第二部会に岩田委員、医薬品第一部会に永井委員、医薬品第二部会に池田委員、血 液事業部会に池田委員、医療機器・体外診断薬部会に笠貫委員、医薬品再評価部会に河 盛委員です。生物由来技術部会に早川委員、一般用医薬品部会に望月委員、化粧品・医 薬部外品部会に溝口委員、医薬品等安全対策部会に松本委員、医療機器安全対策部会に 笠貫委員、指定薬物部会に佐藤委員、毒物劇物部会に大野委員、化学物質安全対策部会 に西島委員、動物用医薬品等部会に赤堀委員でございます。  次に食品衛生分科会ですが、分科会長が吉倉委員、同会長代理が廣橋委員、部会長で すが食品規格部会に廣橋委員、食中毒部会に品川委員、乳肉水産食品部会に山本委員、 添加物部会に長尾委員、農薬・動物用医薬品部会に大野委員、器具・容器包装部会に西 島委員、表示部会に岸委員、新開発食品調査部会に田中委員、伝達性海綿状脳症対策部 会に品川委員でございます。以上です。 ○望月会長 よろしいでしょうか。御確認いただいたところで、本日の議事は終了とな ります。最後に事務局から確認事項があるようですのでお願いします。 ○総務課長 薬事分科会、食品衛生分科会規程により、委員、臨時委員及び専門委員は 在任中、薬事関係企業の役員若しくは職員等に就任した場合には、辞任をしていただく 必要があります。また、薬事・食品衛生審議会委員、臨時委員及び専門委員は、非常勤 の国家公務員であり、国家公務員法第100条の規定により、職務上知ることのできた秘 密を漏らすことは禁止されており、退任後も同様ですので、御留意いただくようお願い いたします。 ○望月会長 以上をもちまして、薬事・食品衛生審議会総会を閉会いたします。長い時 間、どうもありがとうございました。 ( 了 ) 連絡先: 医薬食品局 総務課 課長補佐 菊池(内線2714)      - 1 -