第1回化学物質による労働者の健康障害防止に係るリスク評価検討会議事概要
(案)
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開催日時及び場所
平成18年9月12日(火)9:30〜11:30
厚生労働省16階専用第17会議室 |
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出席者
厚生労働省: |
小野安全衛生部長、平野化学物質対策課長、春日化学物質評価室長、永田副主任中央労働衛生専門官、永野室長補佐 |
オブザーバー: |
中央労働災害防止協会化学物質管理支援センター |
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(1) |
リスク評価を適切に行うために必要な事項について |
(2) |
平成16年度及び平成17年度試行物質の評価について |
(3) |
その他 |
(1) |
座長選出等
小野安全衛生部長より挨拶が行われた後、出席者の紹介がされ、櫻井委員が座長に選出された。 |
(2) |
リスク評価を適切に行うために必要な事項について
事務局より資料1−3〜資料1−7及び資料1−9に基づき説明が行われ、次の点について質疑がなされた。
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ばく露調査を行う事業場は、労働者数の多いところだけでなく、小さな事業場にも配慮して選定する。 |
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ばく露リスクの高い作業の選定に当たっては、対象物の性状による発散の可能性の程度を考慮する。 |
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換気設備については、局所換気装置及びプッシュプル型換気装置は一定の換気効果が期待できるが、全体換気装置及びその他は換気効果があまり期待できない。 |
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有害性評価におけるGHS区分については、NITEの分類区分と整合性の確保に努める。 |
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(3) |
平成16年度及び平成17年度試行物質の評価について
事務局より資料1−8に基づき説明が行われ、次の点について質疑がなされた。
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クレオソート油については、カーボンブラック製造については直ちに対策を講じる緊急性はないと判断できるが、今後必要に応じてばく露作業報告に追加し、カーボンブラック製造以外の使用状況を把握し、改めてリスク評価を行う。 |
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グルタルアルデヒドについては、おおむね評価基準よりもレベルが低いが、一部では評価基準を超えるリスクになっているところもあった。しかし、その後、ばく露防止措置についての行政指導通達が出ており、それに基づく対策を講ずれば、評価基準以下にすることができると考えられる。 |
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N、N−ジメチルアセトアミドについては、ばく露測定を行った作業についてはリスクは低いと評価されたが、ばく露レベルが高いと想定される作業での測定はまだ実施されていないので、今後、優先順位も考慮しながら、有害物ばく露作業報告の対象として、改めてリスク評価を行うことにする。 |
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ホルムアミドについては、リスクは低いと考えられ、対応の必要性は低いと判断できる。必要に応じて、今後も情報の把握を行う。 |
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次回の日程について
次回の日程については、事業場のばく露調査の状況を見ながら、11月以降に開催することで別途日程調整を行うこととされた。 |