男性も育児参加できるワーク・ライフ・バランス企業へ−これからの時代の企業経営−(ポイント)


ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)とは?
働く人が仕事上の責任を果たそうとすると、仕事以外の生活でやりたいことや、やらなければならないことに取り組めなくなるのではなく、両者を実現できる状態のこと。
男性も育児参加できる働き方をすすめるには、従業員全員のワーク・ライフ・バランスの推進が重要

男性も育児参加できる働き方の必要性とそのメリット
企業にとっての必要性
従業員のニーズへの対応
 仕事も家庭も大切にしたいという男性の声や共働きの増加に対応する必要
多様な人材の活用
 女性の活躍で企業の力を高めるために男女とも子育てできる働き方が必要
仕事時間と生活時間のバランスの実現
 働きすぎによる従業員の健康状態の悪化、家庭への影響は企業にとって損失
CSR(企業の社会的責任)の遂行
 多様性の尊重やワーク・ライフ・バランスへの取組は企業の社会的評価を高める。

企業にとってのメリット
優秀な人材の確保・定着
希望するライフスタイルを実現できる環境は、優秀な人材を惹きつける。
従業員の意欲の向上、生産性の向上
従業員の職場環境に対する満足感を高め、意欲と能力を引き出す。
仕事の内容や進め方の見直し、効率化
業務配分の見直しや情報の共有化など、仕事の効率化のきっかけとなる。
男性も育児参加できる働き方を可能とする取組
企業理念・企業風土
仕事と生活のバランス実現を企業理念化

トップの姿勢や取組

管理職や従業員の意識改革

人事制度面の工夫
休業等を利用した場合の評価・昇格における取扱いのルール化

労働時間管理面の工夫
ノー残業デー、一斉消灯等

要員管理や仕事の管理
代替要員の確保、仕事や情報の共有化

従業員への情報提供
制度を利用した事例の紹介等

トップへ