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平成18年度目安は、Aランク4円、
Bランク4円、Cランク3円、Dランク2円
─中央最低賃金審議会の答申「平成18年度
地域別最低賃金額改定の目安について」─
地域別最低賃金額改定の目安について」─
中央最低賃金審議会(会長 今野浩一郎 学習院大学教授)は、本年5月12日、厚生労働大臣から「平成18年度地域別最低賃金額改定の目安について」の諮問を受け、目安に関する小委員会を設けて審議を重ねてきたが、本日、別添(PDF:312KB)のとおり厚生労働大臣に対して答申を行った。
答申の内容は、平成18年度地域別最低賃金額改定の目安については、意見の一致をみるに至らず、昨年度同様、目安に関する公益委員見解を地方最低賃金審議会に提示するというものである。
公益委員見解として示された平成18年度地域別最低賃金額改定の目安は、全国の都道府県をA、B、C、Dの4つのランクに分け、引上げ額をAランク4円、Bランク4円、Cランク3円、Dランク2円とするもので、基本的には各ランク0.5%の引上げ率とする考え方を踏まえつつ、ランクごとの経済実態に大きな相違があるといった特殊事情も踏まえて総合的に勘案したものである。
今後、各地方最低賃金審議会は、この公益委員見解を参考にしつつ地域における賃金実態調査、参考人の意見等も踏まえ審議を行い、その審議結果に基づき都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなる。