第30回科学技術部会 資料2
平成18年4月19日


平成19年度の厚生労働科学技術政策(案)について

厚生労働省
大臣官房厚生科学課
平成18年4月19日



今後の予定

   
4月19日


厚生科学審議会科学技術部会
  「平成19年度の厚生労働科学技術施策(案)について」検討
   
4月25日
5月23日



総合科学技術会議
 ・ 「平成19年度の科学技術に関する予算、人材等の資源配分の方針」検討等
   
6月中


総合科学技術会議
  平成19年度の科学技術に関する予算、人材等の資源配分の方針
   
6月中


厚生科学審議会科学技術部会
  平成17年度の厚生労働科学研究費補助金の成果の評価について
   
7月頃


厚生科学審議会科学技術部会
  平成19年度研究事業に関する評価(予算概算要求前の評価)について
   
8月末

  平成19年度概算要求
   
9月

総合科学技術会議
  科学技術関係施策の優先順位付け
   



厚生労働科学技術研究の方向性について

ターゲットの重点化
少子高齢社会の進展に対応しライフサイエンス研究を重点化
国民の悩み不安、要望
「老後の生活設計」
「健康」
「医療・年金等の社会保障構造改革」
(内閣府調査)
平成16年度国民生活に関する世論調査より
(悩みや不安の内容)
(%)
グラフ

国民のニーズに沿う最も効果的な領域は
「健康安心の確保」
「医療等持続可能な社会保障の構築」
健康フロンティア戦略の策定
健康寿命の延伸
医療費の適正化
健康安全の確保

アプローチの改善
課題を解決するための研究推進方策について

(1) 政策目的志向型研究の更なる推進
(2) 成果に直結する効果的・効率的研究手法の開発

治験を含む臨床研究の推進

「戦略型研究」の推進
 ・ 成果目標を設定した5年間程度の大規模研究
 ・ 戦略的な資金配分を行い、確実な課題解決を誘導
  【例】 自殺関連うつ対策戦略研究
糖尿病予防のための戦略研究

平成18年度は戦略型研究を2課題拡充、プロジェクト提案型研究の開始等さらなる推進を図る
(3) 人材の育成
質の高い研究成果を創出できる人材の体系的な育成疫学/統計学の専門家等の研究基盤を支える専門家の育成
  → 臨床研究の推進といったニーズに対応
政策的に必要な科学研究を戦略的に推進



第3期科学技術基本計画を踏まえた厚生労働省の取り組み

第3期科学技術基本計画を踏まえた厚生労働省の取り組みの図



平成19年度の厚生労働省の科学技術研究の推進の基本的考え方

平成19年度の厚生労働省の科学技術研究の推進の基本的考え方の図



参考

健康フロンティア戦略の策定(健康寿命を伸ばす科学技術の振興)

(平成17年度〜平成26年度)
我が国は超高齢化社会への道
10年後の平成27年(2015年)には、高齢者数が3300万人と予測
「明るく活力ある社会」を構築と「健康寿命」の延伸へ

糖尿病・がん等の疾病の罹患と死亡を減らす
要介護になることを防ぐ
働き盛り層
生活習慣病と心の健康
女性層
女性のがん
高齢者層
介護予防
健康寿命を延ばす科学技術の振興
先端科学技術の導入と生活習慣病・介護予防研究の推進
健康安心の推進(健康寿命の延伸)

 糖尿病等の生活習慣病対策の推進
 がん医療水準の均てん化
 生涯を通じた女性の健康
 介護予防の推進

先端医療の実現

 ゲノム科学・タンパク質・ナノテクノロジー等の応用
 先端医療の実用化、治験環境の整備の推進

行政施策と連携
各種施策の総合的な効果により、

 生活習慣病の死亡率・発生率の改善
 要介護者の減少

等を目指す。

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