連絡先 厚生労働省大臣官房厚生科学課
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平成18年3月10日
厚生科学審議会科学技術部会
第15回がん遺伝子治療臨床研究作業委員会
議事概要
1. 日時 | 平成18年3月9日(木) 10:00~12:00 |
場所 | 厚生労働省 省議室(中央合同庁舎第5号館 9階) |
2. 出席委員 | 笹月委員長 浅野委員 小澤委員 垣添委員 金子委員 金田委員 北川委員 島田委員 早川委員 (事務局) 厚生労働省 林研究企画官 荒木バイオテクノロジー専門官 |
3. | 議事概要 概要は以下のとおり。 平成18年1月19日付けで申請のあった「北里大学病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(前立腺がん)」について第1回の審議が行われた。 まず、実施計画について申請者の北里大学医学部・泌尿器科学 馬場 志郎 教授らより説明を受けた後、委員間で実施計画の妥当性等について審議が行われた。 各委員の意見については、事務局で整理し、申請者に再度検討を依頼することとされ、その結果を基に再度審議することとされた。 (遺伝子治療臨床研究実施計画の内容は別紙参照。) |
(別紙)遺伝子治療臨床研究申請 平成18年3月9日審議分
研究課題名 | 前立腺癌に対するHerpes Simplex Virus-thymidine kinase 遺伝子発現アデノウイルスベクター及びガンシクロビルを用いた遺伝子治療臨床研究 | ||||
申請年月日 | 平成18年1月19日 | ||||
実施施設及び総括責任者 |
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対象疾患 | 前立腺がん | ||||
導入遺伝子 | ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSV-tk)遺伝子 | ||||
ベクター | ヒトアデノウイルス5型ベクター | ||||
実施期間及び 対象症例数 | 厚生労働大臣了承日より2年間 5例ごとにその安全性を確認し、最大25例まで |
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治療研究の概要 | HSV-tk遺伝子発現アデノウイルスベクターを前立腺内に注入し、抗ウイルス剤であるガンシクロビルを全身投与した後に根治的前立腺摘除術を施行した場合の安全性と妥当性を検討する。 | ||||
その他(外国での状況等) | 前立腺がんに対する、HSV-tk遺伝子発現アデノウイルスベクター及びガンシクロビルを用いた臨床研究については、本研究のベクターの供給元であるベイラー医科大学、その他岡山大学及び神戸大学において、第I相/第II相臨床研究が実施されたところ。 |