|
|
生活塾の普及促進に関する研究会の開催について
都市部を中心に核家族が増える中、両親ともにフルタイムで働く家庭も増え、そうした家庭においては、小学校や放課後児童クラブが終わってから親が帰宅するまでの時間帯、子どもをどのように安心して育てるかが切実な問題となっている。
一方、子育てを終えたベテラン主婦などの中には、自由になる時間を利用して、このような家庭の子育ての手助けに関わることを希望する者も多いと考えられる。
このため、政府としては、働く親が安心して子どもを育てる社会的環境を整備する一環として、人生経験豊かな退職者や子育てを終えたベテラン主婦などが、小学生を預かり、親に代わり食事を与えたり、挨拶などの基本的な生活習慣を身につけることなどを支援する取組(「生活塾」)を促進することとしており、「少子化社会対策大綱に基づく重点施策の具体的実施計画について(子ども・子育て応援プラン)」(平成16年12月24日少子化社会対策会議決定)にも盛り込まれているところである。
これらを踏まえ、このたび「生活塾」の効果的な普及方法等を検討することを目的とする標記研究会を開催することとした。
第1回研究会は、平成17年11月16日(水)13時から開催する予定である。
生活塾の普及促進に関する研究会開催要綱
1 | 趣旨 都市部を中心に核家族が増える中、両親ともにフルタイムで働く家庭も増え、そうした家庭においては、小学校(放課後児童クラブ)が終わってから親が帰宅するまでの時間帯、子どもをどのように安心して育てるかが切実な問題となっている。 一方、人生経験豊かな退職者や子育てを終えたベテラン主婦などの中には、自由になる時間を利用して、仕事と子育ての両立に苦労している家庭を助けたい、子育てをサポートしたいと、人助けに積極的に関わることを希望する者が多く存在すると考えられる。 このため、両者を結びつけ、働く親が安心して子どもを育てる社会的環境を整備する一環として、人生経験豊かな退職者や子育てを終えたベテラン主婦などが、小学生を預かり、親に代わっておやつや食事を与えたり、挨拶などの基本的な生活習慣を身につけることなどを支援する取組(「生活塾」)を促進することとする。 こうした取組の受け皿となる事業として、ファミリー・サポート・センター、シルバー人材センター、放課後児童クラブなどがあることから、これらの事業の実施の中で生活塾をどのように効果的に普及できるか、また、預けたい人々、預かりたい人々をどのように確保するかについて検討し、提言を取りまとめることとする。 | ||||||||
2 | 検討内容
| ||||||||
3 | 運営
|
生活塾の普及促進に関する研究会参集者一覧
(敬称略)
(敬称略)
しまだ はるお 島田 晴雄 | 慶応義塾大学経済学部教授 |
のなか けんじ 野中 賢治 | (財)児童健全育成推進財団企画調査室長 |
ふこういん あき 普光院 亜紀 | 保育園を考える親の会代表 |
やまざき みきこ 山崎 美貴子 | 東京ボランティア・市民活動センター所長 |
やたがい ひろふみ 矢田貝 寛文 | (社)全国シルバー人材センター事業協会専務理事 |
きみしま もりお 君嶋 護男 | (財)女性労働協会専務理事 |
なかがわ ひであき 中川 秀明 | さいたま市保健福祉局保育課長 |
たけい ようこ 武井 陽子 | さいたまファミリー・サポート・センターアドバイザー |
たかはし あさこ 高橋 麻子 | 新宿区福祉部子ども家庭課長 |
かわばた いずみ 川端 和泉 | 新宿区ファミリー・サポート・センターアドバイザー |
おかもと たかし 岡本 隆 | 川崎市健康福祉局こども計画課長 |
いとう かずよし 伊藤 和良 | 川崎市経済局新産業創出担当主幹 |
おおつか あきら 大塚 昭 | 平塚市健康福祉部児童福祉課長 |
おおひら くみこ 大平 久美子 | (社福)平塚市社会福祉協議会主任 |
あさだ ちほこ 麻田 千穂子 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局職業家庭両立課長 |
ひがし やすひで 東 泰秀 | 厚生労働省雇用均等・児童家庭局育成環境課長 |
こびき たかし 古曳 享司 | 厚生労働省職業安定局高齢・障害者雇用対策部高齢者雇用対策課長 |
くわはら やすし 桒原 靖 | 文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課長 |