平成16年度第3回血液事業部会安全技術調査会議事要旨(案)
| 日時 | : | 平成16年12月17日(金) 10:00〜12:00 | 
| 場所 | : | 東海大学校友会館「阿蘇の間」 | 
| 出席者 | : | 岩本座長、 今井、岡田、菊地、杉浦、半田、比留間、前田、三代、水落、山口(一)、山口(照)各委員
 (事務局)
 金井血液対策課長、平山安全対策課長、中山課長補佐、佐藤課長補佐、他
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議題:
| 1 | 議事要旨の確認 | 
| 2 | 血液製剤等に係る遡及調査ガイドラインについて | 
| 3 | 血液製剤に係る報告事項について | 
| 4 | その他 | 
(審議概要)
議題1について
|  | 議事要旨に関する意見については、事務局まで連絡することとされた。 | 
議題2について
|  | 事務局の説明の後、以下の意見があった。 
| ○ | 輸血前のHBV検査について、現在認可を受けて市販されている試薬であれば構わないということだが、HBs抗原の検出試薬が感度にログ2ぐらいの開きがあるということを考慮しなくてよいか。 |  
| ○ | 感染症検査の運用や患者に対するインフォームド・コンセントのとり方を具体的にQ&Aに書いてほしい。 |  
| ○ | 輸血の保管料等の保険面での整備の配慮があるのか。 |  
| ○ | 感染症発生頻度をQ&Aに具体的に示してほしい。 |  
| ○ | 保管検体の方をもう少し重視するマニュアルを作って欲しい。 |  
| ○ | 輸血前の検査は必要がないだけでなく、それ以上にやること自体が害悪だろうと思う。今の術前の検査の結果で2群に分ける方法は、実際に起こる輸血による感染の評価を科学的にしないことに結び付いてしまうので、術前の検体保管だけでよいと思う。 |  
| ○ | ガイドラインを基本にするが、やはり最終的には医療機関が判断すべきだということを、国としても明確化した方がいいのではないか。 |  
| ○ | 期間の記載については、すべて2年ぐらい最低保管することに変えて欲しい。 |  | 
|  | これらの議論を踏まえ、再度委員から意見をもらい調整したものについてパブリックコメント等を求めることとなった。 | 
議題3について
|  | 事務局からの説明の後、日本赤十字社より報告があり、その後以下の意見があった。 
| ○ | 人胎盤製剤使用者が個人輸入の場合は、使用している意識なく使っている可能性 |  
| ○ | HEVの関係でALTの基準を下げる必要性については、献血血液の減少とメリットを考慮する必要がある。 |  | 
以上