第5回脱法ドラッグ対策のあり方に関する検討会 議事要旨


1.日時及び場所
 日時 平成17年9月22日(木) 14:00〜16:00
 場所 厚生労働省  会議室

2.出席者
 メンバー:板倉、今井、合田、小沼、佐藤、鈴木、長岡、町野、南、三輪、和田各メンバー(五十音順)
 事務局:福井医薬食品局長、黒川大臣官房審議官、北村総務課長、村上監視指導・麻薬対策課長、中村監視指導室長他

3.議 題
 (1) 「主な論点」の討議
 (2) 検討会報告書骨子案の討議
 (3) その他

4.配付資料
 1 論点4、5に関する検討会での意見(修正版(案)
 2 論点6、7に関する検討会での意見(案)
 3 論点7資料 薬物乱用状況の把握法
 4 報告書の骨子(案)

 参考資料
  1 主な論点
  2 薬事法と麻薬及び向精神薬取締法との比較
  3 薬事法と麻薬及び向精神薬取締法の罰則の比較
  4 脱法ドラッグの規制


5.討議
(1) 「主な論点」の討議
 論点7について前回に続いて討議が行われた。

【主な意見】

論点7「その他の脱法ドラッグ対策をどのように講じていくか」

  脱法ドラッグの乱用実態等の科学的データは、その規制の策定の根拠として重要である。方法的な限界をどのように解決すべきかを今後検討すべきではないか。

(2) 検討会報告書骨子案の討議
【主な意見】

  「脱法ドラッグ」という呼称は誤解を与えかねないので「違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)」とすることが適当である。
  乱用防止啓発においては、法律で処罰されるから乱用はいけないという社会のルールからのアプローチと、乱用が心身を害するからすべきでないという健康からのアプローチの両方が同じように有効であるので、後者の方が有効という趣旨の記載は改めるべきではないか。
  違法ドラッグ乱用被害例を病院からモニタリングして乱用実態把握に供する仕組みも重要なので報告書に盛り込むべきではないか。
  啓発活動のあり方に関する項に、WHO報告書等も参考にして薬物乱用・依存の深刻な後遺症について加筆すべきである。

(3) その他
 次回検討会開催日は日程調整を行った上で連絡する。


(照会先)
 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課
 TEL:03(5253)1111(内線2761)

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