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保健師助産師看護師国家試験で求める水準を明確にするため、医道審議会保健師助産師看護師国家試験出題基準改訂部会によって作成され、一般に公表されているものである。
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看護師国家試験出題基準においては、助産師と看護師の基礎教育の相違について「看護・助産活動では、ともに活動する助産師との相違を明確にするよう考慮した。助産師は独立して正常な妊娠・分娩に関連した健康現象を診断する能力が必須であると考え、正常と正常からの逸脱を識別するための判断能力を養うことに力点をおくと考える。それに対し、看護師の基礎教育における母性看護学では、対象となる人々の理解と必要な日常生活における基本的なセルフケアを維持促進するような援助を行うことに焦点を当てている。」としている。
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看護師国家試験の母性看護学の出題基準においては、産婦の看護について「分娩の経過と胎児の健康状態」、「出産様式」、「産痛の緩和」、「産婦と家族の心理」等の項目が示されているが、内診は示されてない。
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准看護師試験の実施に当たっては、母子看護の出題内容は、「出産前後の母児、健康障害をもつ小児の特徴及び日常生活の援助と診療の援助についての基礎的な知識と理解を問う。」ものすることとしている。
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看護師国家試験問題では問題は出題されていない。 |