専門検討会報告書案に対する意見を聴取した患者団体等

 選定基準
 次の3つの基準に従って、意見を聴取する患者団体を選定したものである。
(1) 業務上の傷病を原因とする障害の患者団体であること
(2) 全国組織の患者団体であること
(3) 患者の実態に関する意見を提出できると認められる規模として、構成員が100人
 以上の患者団体であること
 患者団体
 意見聴取の対象とした患者団体は、次の13団体である。
(1) 日本心臓ペースメーカー友の会(循環器関係)
(2) 心臓病者友の会(循環器関係)
(3) 全国低肺機能者団体協議会(呼吸器関係)
(4) 全国呼吸機能障害者団体もみじ会(呼吸器関係)
(5) 全国じん肺患者同盟(呼吸器関係)
(6) ベンチレーター使用者ネットワーク(呼吸器関係)
(7) アルファ・クラブ(腹部臓器関係)
(8) 日本肝臓病患者団体協議会(腹部臓器関係)
(9) 全国肝臓病患者連合会(腹部臓器関係)
(10) (社)日本オストミー協会(腹部臓器関係)
(11) (社)全国腎臓病協議会(泌尿器関係)
(12) 片腎会(泌尿器関係)
(13) 日本コンチネンス協会(泌尿器関係)
 意見内容
 障害の評価の視点に加えるべきとの意見のあったものは、次のとおりである。
 呼吸機能障害については、動脈血ガス分圧だけでなく、スパイロメトリーも含めて、総合的に判断すべきである。
 ペースメーカ装着者でも、洞不全症候群による頻脈のため失神するおそれがあることを評価すべきである。
 ペースメーカ装着者に対する雇用者の意識が低いことを評価すべきである。
 ペースメーカ等は、リード線の植え替え等が必要になることが多いことを評価すべきである。
 胃の障害として、通過障害、食道と残胃(腸)の吻合部の狭窄を評価すべきである。
 胃の障害として、低血圧を評価すべきである。
 胃の障害として、おなら(臭い、頻発する)を評価すべきである。
 肝臓の障害に伴う合併症を評価すべきである。

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