資料3(野口先生資料)
メタボリックシンドロームの概念を
導入した健診・保健指導の実施について
〜健康尼崎市職員21を例に〜
メタボリックシンドロームの概念を
導入した健診・保健指導の実施について
〜健康尼崎市職員21を例に〜
メタボリックシンドロームの概念を導入した
健診・保健指導の実施について
〜健康尼崎市職員21を例に〜
尼崎市市民局国保年金課健康支援推進担当
(元)総務局職員部給与課職員健康推進担当
野口 緑
健診・保健指導の実施について
〜健康尼崎市職員21を例に〜
尼崎市市民局国保年金課健康支援推進担当
(元)総務局職員部給与課職員健康推進担当
野口 緑
尼崎市職員健康管理戦略のポイント
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脳・心臓疾患に至る経過
血管障害を起している職員ほとんどがこのような経過を辿っている |
A氏 54歳 脳梗塞
B氏 57歳 心筋梗塞
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虚血性心疾患178人・脳血管疾患64人治療中の職員の状況


レセプト(本人分)分析(平成11年)の結果から
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※ | 高額療養継続者の状況
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※ | 糖尿病のレセプトから(ひと月3722件の全レセプトのうち糖尿病223件)
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⇒ | 高血糖状態で、何らかの自覚症状が出るまで、数年かかるとすると、健診有所見は30歳代? |
(参考)病状の進行と医療費
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治療に至っていない者の健康実態把握 脳・心臓疾患の予防に焦点をあてることとし、健診結果分析を行った!! |
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集団全体の健康実態・特徴の明確化
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職員自身が予防できる体制づくり
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□は医師の指示
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※血管変化の進行に焦点をあて、
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研修資料 例 (職務と健診結果との関係)![]() |
研修資料 例 男性職員のよく食べる料理の組み合わせ(職員に対する食事アンケート結果) ![]()
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結果
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医療費からみた結果
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(参考)研修会や個別相談結果で、職員自ら生活変化を選択

事例1 |
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平成15年度 糖負荷試験実施
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(本人の話) 自分のデータが悪いとは全く思っていなかったのに、事後指導に呼ばれ、説明を受け、悪いということがわかり、非常にショックであった。自分にとっての食事の適量を教えてもらい、活動量のわりには、食べ過ぎていることがよくわかった。今のままではまずいと思った。 朝、菓子パンを食べていたのをトーストにし、職場で、糖類の入ったコーヒーやジュースを毎日何杯か飲んでいたのをお茶に替え、昼食は、外食していたのを、家から弁当を持参するようした。夕食のご飯の量も少し減らした。 自転車で通勤しているが、帰りは自転車を押して、一時間ほど歩いている。半年で、15kgほど減量し、今もその体重をキープしている。しんどくはない。体が軽くなって調子がいい。 |
事例 2 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
○技術職 男性
※健診後、降圧剤服用開始 |
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平成15年度 糖負荷試験実施
※判定 境界型 頸部超音波検査 右 頚動脈球部 プラーク 左 総頚動脈 IMC肥厚 |
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昨年、頸部超音波検査で、プラークがあるとわかり、もし、これが脳に飛んでいったら、家族に迷惑がかかると思った。体が重たいし、介護させるのは申し訳ない。コロッと死ねるんならいいけれど。おまけに、今まで気にしていなかった血糖値も悪くて、糖負荷試験を受けたら、インスリンの働きが悪いこともわかり、なんとしても痩せないといけないと思った。 従前の食生活のパターンでは、終業後は、ほとんど毎日立ち飲み屋に寄って、ビール、焼酎と、魚や冷奴などのあて2品くらいを飲み食いし、帰宅していた。そのため、夕食を摂らないことが多く、夕食の残ったおかず(脂っこいもの)を朝食としていた。昼は、食堂の定食を食べていた。どう考えても食べ過ぎ、飲みすぎなのは、健診後の研修会などを通じ、わかったので、自分なりに考えた結果、今は、終業後はまっすぐ帰宅し、焼酎の水割り1杯と、おかず、ごはんを食べる。 夕食を控えた方が良いとは思うが、おなかが空くと眠れないので、食べることした。 朝食は、夕食の残ったおかず(脂っこいもの)ではなく豆乳か野菜ジュース1杯にしている。昼食は、役所近辺の食堂で、ご飯、味噌汁、おかず1品(魚が多い)を食べる。また、以前は職場でエレベーターを使用していたが、ほとんど階段を使用するようにするなど、できるだけ、足を使うように心がけている。 |
事例3 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
○技術職 男性
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平成15年度 糖負荷試験実施
※判定 境界型 |
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