社保審―医療保険部会 | 資料6 |
第15回 (H17.5.25) |
保険医療機関の指定等の行政事務について |
(現行制度)
厚生労働大臣の権限を地方社会保険事務局長に委任して実施
|
(見直しの基本的考え方)
|
(検討の方向性)
行政事務の性質を踏まえつつ、円滑かつ効率的に事務を実施できるかという観点から、その実施体制を検討 |
保険医療関係事務の流れ(現行)

○ | 指導とは 保険医等に、適正に療養の給付を実施させるため、療養担当規則に定められている診療方針、診療報酬の請求方法、保険医療の事務取扱等について周知徹底し、保険診療の質的向上及び適正化を図ることを目的として実施。指導後、必要に応じ、再指導又は監査へ移行するとともに、不当請求金額の返還措置
|
||||
○ | 監査とは 保険医等の行う療養の給付が、療養担当規則に従って適正に実施されているか、出頭命令、立入検査等を通じて確認することを目的として実施。監査後、必要に応じ、不正請求金額の返還措置及び保険医療機関の指定の取消等を実施 |
(平成15年度)
1. | 指導の実施状況 |
(1) | 個別指導 |
区分 | 医科 | 歯科 | 薬局 | 合計 |
保険医療機関等 | 1,180件 | 1,047件 | 902件 | 3,129件 |
保険医等 | 5,319人 | 1,291人 | 1,164人 | 7,774人 |
(2) | 新規指定個別指導 |
区分 | 医科 | 歯科 | 薬局 | 合計 |
保険医療機関等 | 2,028件 | 1,452件 | 1,537件 | 5,017件 |
保険医等 | 2,225人 | 1,510人 | 2,491人 | 6,226人 |
(3) | 集団的個別指導 |
区分 | 医科 | 歯科 | 薬局 | 合計 |
集団的個別指導 | 4,321件 | 2,910件 | 2,360件 | 9,591件 |
2. | 監査の実施状況 |
区分 | 医科 | 歯科 | 薬局 | 合計 |
保険医療機関等 | 36件 | 24件 | 9件 | 69件 |
保険医等 | 158人 | 24人 | 28人 | 210人 |
3. | 保険医療機関等の指定取消及び保険医等の登録取消の状況 |
区分 | 医科 | 歯科 | 薬局 | 合計 |
保険医療機関等の取消 | 19件 | 13件 | 6件 | 38件 |
保険医等の取消 | 13人 | 14人 | 2人 | 29人 |
4. | 返還金額の状況 |
○ | 返還金額は63億2,721万円であった。
|
* | 各都道府県事務局において、保険医療機関の指定等の事務に従事している職員は、正職員431名、非常勤職員88名となっている。 |