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参考資料2−4

財政構造改革の推進について

平成9年6月3日
閣議決定

(略)

1.社会保障
(略)

(1) 医療については、国民医療費の伸びを国民所得の伸びの範囲内とするとの基本方針を堅持し、今後、医療提供体制及び医療保険制度の両面にわたる抜本的構造改革を総合的かつ段階的に実施する。
 9年度の医療保険制度改革は、抜本的構造改革の第一歩として早急に実現する。
 集中改革期間中は、特に以下の施策に取り組むこととし、出来る限り10年度から着手する。

(略)

  (4)医療提供体制について、大学医学部の整理・合理化も視野に入れつつ、引き続き、医学部定員の削減に取り組む。あわせて、医師国家試験の合格者数を抑制する等の措置により医療提供体制の合理化を図る。地域差を考慮しつつ全体として病床数の削減を推進し、もって療養環境の改善も図ることとする。医療機関の機能分担や連携を進め、患者が必要な場合にふさわしい医療機関にかかるという流れをつくる。

(略)


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