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第3期科学技術基本計画に向けて


厚生労働省


第3期科学技術基本計画に向けて


ターゲット
 「ライフサイエンス分野」の研究を重点的に支援
アプローチ
 必要な研究をバランスよく、かつ、戦略的に支援



保健医療分野の科学技術振興・政策の推進


ターゲット

なぜ今、ライフサイエンスが最重要分野なのか

 ○国民の悩みや不安の内容は「老後の生活設計」と「健康」(内閣府調査)
 ○政府に対する要望の第1位は「医療・年金等の社会保障構造改革」(内閣府調査)

国民のニーズに沿う最も効果的な領域は
>「持続可能な社会保障の構築」
>「健康安心の確保」



 ○国民の受ける恩恵は計り知れない

>国民への効果が直接的
 死亡率低減 等
 QOLの改善、健康寿命の伸延 等

>恩恵が広く国民一人ひとりに届く
 全ての人類、一人一人に対して貢献できる



 成果はあがっているが、あと一歩!


【例1】
がん研究



【例2 】
新興・再興感染症研究
これまで
遺伝子・ゲノム情報の蓄積等
基盤技術研究が中心(迅速診断法の開発、感染経路解明、等)
これから
(1)本態解明の加速、(2)革新的な診断技術・治療技術の開発、(3)テーラーメイド医療の実現・普及
基盤研究を活用して、効果的かつ現実的な水際対策や国際的アラートシステムの構築に関する「応用研究」




アウトカム



アプローチ

 (1)政策目的志向型研究の更なる推進

 (2)成果に直結する効果的・効率的研究手法の開発

 (3)人材の育成


 (1)政策目的志向型研究の更なる推進
政府の政策目的に直結した科学技術の振興
【例1】花粉症等のアレルギー対策
国民の30%が罹患し、増加・重症化傾向
国民の健康上重大な問題であるが病態解明等は不十分
【例2】がん医療の均てん化
⇒戦略目標:全国どこでも質の高いがん医療を受けることができるよう「均てん化」を図る
がん医療水準均てん化の推進に関する検討会
【例3】糖尿病対策(健康フロンティア戦略)
重点施策:糖尿病等の生活習慣病対策の推進

 (2)成果に直結する効果的・効率的研究手法の開発
戦略研究の創設
【背景】科学技術関連施策の重点事項
「大型戦略研究事業導入」「大規模多施設共同研究推進」
【特徴】科学技術関連施策の重点事項
戦略策定、成果契約、競争と集積の最適化

 (3)人材の育成
質の高い研究成果を創出できる人材の育成
【背景】弱い研究領域・薄い研究者層の存在
←→研究分野・事業の重点化に伴う人材の偏在
←→人口構造の変化に伴う研究者の年齢構成の変化
←→臨床研究を支える研究者層の薄さ(疫学/統計学者等)
【方向性】弱い研究領域・薄い研究者層の人材の育成
疫学/統計学分野の専門家の登用を促進するようなインセンティブを創設(疫学/統計学者が分担研究者となる研究に研究費の上積み)
疫学/統計学者等の基盤的人材を育成する枠組み
(推進事業等を活用)


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