臨床研修における修了基準等の検討について

1. 背景

 新医師臨床研修制度は平成16年に制度発足し、まもなく2年目を迎えることとなる。平成18年3月には16年度に研修を開始した研修医(いわゆる第1期生)が研修期間を終了する。
 新制度においては、臨床研修を修了した者は、その申請に基づき臨床研修を修了した旨を医籍に登録される。また、臨床研修修了者でなければ病院や診療所の管理者になることはできない。そのため、臨床研修を修了することが、その後の医師としての臨床を行う上で重要な条件となっている。
 しかし、新制度においては「臨床研修の到達目標」が定められているものの、研修修了の判定をどのような評価方法を用いてどのような基準に基づいて行うのか等については、まだ定められていない。研修修了基準の作成は喫緊の課題となっている。


2. 研修医評価の流れ

研修医評価の流れの図


3. 検討事項(案)
(1) 修了の評価・認定方法

(2) 修了の評価・認定基準

(3) 修了と認定できない場合の取扱い


4. スケジュール(案)
17年  2月10日  第1回検討会開催
(6月頃までに5回程度開催予定)
 6月 最終案作成
 9月 通知発出
18年  3月 第1期生臨床研修終了
 4月 医籍登録及び臨床研修修了登録証の交付

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