ア | 感染性結核患者と最近6か月以内に接触があり、ツベルクリン反応検査(以下「ツ反」という。)等の検査結果から、医師により、感染を受けたと判断された者 | ||||||
イ | 胸部エックス線上明らかな陳旧性結核の所見(胸膜癒着像や石灰化のみを認める者を除く)があり、ツ反等の検査結果により結核感染が強く疑われ、かつ結核治療の既往がない者 | ||||||
ウ | 以下に掲げる医学的な結核発病リスク要因を持った者であって、記載されている条件を備えている者
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また、実施に際して、以下の事項に留意することとする。 | |
ア | 対象者の選定に当たっては、感染している可能性、投与により得られる利益及び起こりうる副作用の影響を十分に考慮した上で、適切に行うこと。 |
イ | 特に、高齢者に対するINHの投与に際しては、肝障害の出現を注意深くモニタリングし、定期的に肝機能検査を実施すること。 |
ウ | 活動性結核患者を対象として選定しないように、事前検査を十分に行うこと。 |
エ | 中途で服薬を中断しないよう、服薬状況を確認しつつ実施すること。 |