資料4−43 

製品群No. 71
点耳薬

リスクの程度の評価   A 薬理作用 B 相互作用 C 重篤な副作用のおそれ C’ 重篤ではないが、注意す
べき副作用のおそれ
D 濫用のお
それ
E 患者背景(既往歴、治療状況等)
(重篤な副作用につながるおそれ)
F 効能・効果(症状の悪化に
つながるおそれ)
G 使用方法(誤使用のおそれ) H スイッチ
化等に伴う
使用環境の
変化
   
評価の視点   薬理作用 相互作用 重篤な副作用のおそれ 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ 薬理に基づく習慣性 適応禁忌 慎重投与
(投与により障害の再発・悪化のおそれ)
症状の悪化につながるおそれ 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) 使用方法(誤使用のおそれ) スイッチ化等に伴う使用環境の変化    
併用禁忌(他剤
との併用により
重大な問題が
発生するおそれ)
併用注意 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 薬理・毒性に基づくもの 特異体質・アレルギー等によるもの 使用量に上限
があるもの
過量使用
・誤使用
のおそれ
長期使用に
る健康被害
のおそれ
用法用量 効能効果
フェノール フェノール 本剤は、使用濃度においてグラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌には有効であるが、芽胞(炭疽菌、破傷風菌等)及び大部分のウイルスに対する効果は期待できない。           頻度不明(過敏症)   ・損傷皮膚及び粘膜(吸収され中毒症状発現)         ・原液または濃厚液が皮膚に付着した場合には腐蝕及び吸収され、中毒症状を起こすことがある
・眼に入らないように注意すること。
・本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。
・炎症または易刺激性の部位に使用する場合には、濃度に注意して正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。
・外用にのみ使用すること。
・密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状及び吸収され、中毒症状があらわれるおそれがあるので、使用しないこと。
・長期間または広範囲に使用しないこと。[吸収され、中毒症状を起こすおそれがある。]
・誤飲を避けるため、保管及び取扱いには十分注意すること。
長期間に使用しないこと。(吸収され、中毒症状の発現のおそれ。)   効能・効果 用法・用量(本品希釈倍数)
・手指・皮膚の消毒:フェノールとして1.5〜2%溶液を用いる。(50〜67倍)
・医療用具、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒 :フェノールとして2〜5%溶液を用いる。(20〜50倍)
排泄物の消毒:フェノールとして3〜5%溶液を用いる。(20〜33倍)
下記疾患の鎮痒
痒疹(小児ストロフルスを含む)、じん麻疹、虫さされ 液:
フェノールとして1〜2%溶液を用いる。(50〜100倍)
軟膏:フェノールとして2〜5%軟膏を用いる。(20〜50倍)
 

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