資料4−37 |
製品群No. 58
みずむし・たむし用薬
リスクの程度の評価 | A 薬理作用 | B 相互作用 | C 重篤な副作用のおそれ | C’ 重篤ではないが、注意す べき副作用のおそれ |
D 濫用のお それ |
E 患者背景(既往歴、治療状況等) (重篤な副作用につながるおそれ) |
F 効能・効果(症状の悪化に つながるおそれ) |
G 使用方法(誤使用のおそれ) | H スイッチ 化等に伴う 使用環境の 変化 |
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評価の視点 | 薬理作用 | 相互作用 | 重篤な副作用のおそれ | 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ | 薬理に基づく習慣性 | 適応禁忌 | 慎重投与 (投与により障害の再発・悪化のおそれ) |
症状の悪化につながるおそれ | 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) | 使用方法(誤使用のおそれ) | スイッチ化等に伴う使用環境の変化 | |||||||||
併用禁忌(他剤 との併用により 重大な問題が 発生するおそれ) |
併用注意 | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 使用量に上限 があるもの |
過量使用 ・誤使用 のおそれ |
長期使用に る健康被害 のおそれ |
用法用量 | 効能効果 | ||||||||||
抗白癬菌成分 | エキサラミド | 医療用医薬品としてなし | ||||||||||||||||||
塩酸アモロルフィン | ペキロンクリーム | 抗真菌作用 ・塩酸アモロルフィンは皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、酵母類(Candida属)、黒色真菌(Fonsecaea compactum等)及び癜風菌(Malassezia furfur)に強い抗真菌作用を有した。作用機序 塩酸アモロルフィンの作用機序は、エルゴステロール生合成経路上の2つの段階を選択的に阻害することにより、細胞膜の構造、機能を障害し抗真菌活性が発現される。 |
0.1〜5%未満 (局所の剌激感、接触皮膚炎、発赤、そう痒、紅斑) 0.1%未満 (糜爛、疼痛) |
本剤成分過敏症の既往歴 | 妊婦又は妊娠の可能性のある婦人 | 投与部位 眼科用として角膜、結膜には使用しない。 |
1日1回患部に塗布する。 | 下記の皮膚真菌症の治療 ・白癬:足白癬、手白癬、体部白癬、股部白癬 ・皮膚カンジダ症:指間びらん症、間擦疹(乳児寄生菌性紅斑を含む)、爪囲炎 ・癜風 |
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抗白癬菌成分 | 塩酸ネチコナゾール | ・アトラント軟膏1% ・アトラント外溶液1% |
抗真菌作用 ・塩酸ネチコナゾールは、皮膚糸状菌をはじめ酵母状真菌、癜風菌などに優れた抗真菌作用を示した。主な臨床分離株に対する最小発育阻止濃度(MIC)は次のとおりである。 作用機序 塩酸ネチコナゾールの作用機序は、完全発育阻止及び殺菌的作用を示す高濃度域では直接的細胞膜障害が、また部分的発育阻止を示す濃度域においては真菌細胞の構成成分であるエルゴステロールの合成阻害が主で、その作用による膜脂質組成の変化が前者の作用を増強するものと考えられる。 |
アトラント軟膏 0.1〜5%未満 (局所の刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑、そう痒感、湿潤、落屑の増加等) 0.1%未満 (亀裂、白癬疹) 頻度不明 (自家感作性皮膚炎) アトラント外用液 0.1〜5%未満 (局所の刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑、そう痒感等) 0.1%未満 (亀裂) ((*軟膏と比較して刺激感が多い。)) |
本剤成分過敏既往歴、著しい糜爛面 | 亀裂、糜爛面(アトラント外用液) | 適用部位 ・眼科用として角膜、結膜には使用しない。 ・著しい糜爛面には使用しない。 ・亀裂・糜爛面には注意して使用する。 |
1日1回患部に塗布する。 | 下記の皮膚真菌症の治療 ・白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬 ・皮膚カンジダ症:指間びらん症、間擦疹 ・癜風 |
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抗白癬菌成分 | 塩酸ブテナフィン | メンタックスクリーム・液・スプレー | 抗真菌作用 ・抗真菌活性 塩酸ブテナフィンは皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)及び癜風菌(Malassezia furfur)に対して強い抗菌力を示し、その作用は殺菌的である。 作用機序 塩酸ブテナフィンの作用機序は、真菌細胞膜の構成成分であるエルゴステロールの合成阻害であるが、その作用部位はイミダゾール系薬剤と異なりスクワレンのエポキシ化反応阻害に基づいている。 |
0.1〜5%未満 (局所の発赤・紅斑、そう痒、接触皮膚炎、刺激感、水疱) 0.1%未満 (糜爛、落屑、亀裂) クリーム剤 安全性評価対象例9,517例中、131例(1.38%)206件 主な副作用:局所の発赤・紅斑54件(0.57%)、接触皮膚炎39件(0.41%)、そう痒39件(0.41%)、刺激感22件(0.23%)等 液剤 安全性評価対象例1,922例中、16例(0.83%)23件 主な副作用:局所の発赤・紅斑7件(0.36%)、そう痒6件(0.31%)、刺激感4件(0.21%)等 |
本剤の成分過敏症既往歴、著しい糜爛面 | ・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人 ・低出生体重児又は新生児 ・乳児又は3歳以下の幼児 ・亀裂、糜爛面には注意して使用する。(液・スプレー剤) |
投与部位 ・眼科用として角膜、結膜に使用しないこと。 ・著しい糜爛面には使用しないこと。 ・亀裂、糜爛面には注意して使用すること。(液・スプレー剤) ・点鼻用として鼻腔内に使用しないこと。(スプレー剤のみ) ・顔面、頭部等、吸入する可能性のある患部には注意して使用すること。(スプレー剤のみ) |
液・クリーム 1日1回患部に塗布する。 スプレー 1日1回患部に噴霧する。 |
下記の皮膚真菌症の治療 ・白癬:足部白癬、股部白癬、体部白癬 ・癜風 |
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クロトリマゾール | タオンゲル・クリーム・液 | タオンはCandida属,Trichophyton属,Microsporum属等に対し強い抗菌作用を示す。 | 0.1〜5%未満 (局所の刺激感,皮膚炎,熱感,発赤・紅斑) 0.1%未満 (糜爛,丘疹) |
本剤の成分過敏症既往歴、著しい糜爛面(ハクセリンより) | 妊婦又は妊娠の可能性のある婦人 | 使用部位 眼科用として角膜,結膜には使用しない。 著しい糜爛面には使用しない。(ハクセリンより) |
1日2〜3回患部に塗布する。 | 下記の皮膚真菌症の治療 ・白癬:足部白癬(汗疱状白癬,趾間白癬),頑癬,斑状小水疱性白癬 ・カンジダ症:指間糜爛症,間擦疹,乳児寄生菌性紅斑,皮膚カンジダ症,爪囲炎 ・癜風 |
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抗白癬菌成分 | シクロピロクスオラミン | ・バトラフェンクリーム ・バトラフェン液 |
抗菌作用 ・シクロピロクス オラミンは皮膚糸状菌及び酵母類に広く抗真菌作用を示し、その作用は殺真菌的である。 ・多くのグラム陽性、陰性の細菌類にも抗菌作用を示す。 作用機序 真菌細胞の膜及び膜系に作用して、細胞の増殖・生存に必要な物質の輸送機能を阻害し真菌を死に至らしめるものと考えられている。MICレベルでは、外部基質(電解質、各種栄養分)の細胞内への取り込み及び細胞内高分子物質(タンパク、DNA、RNA)の合成を阻害し、菌の発育を阻止する。高濃度(殺菌濃度)では、更に膜透過性阻害を示し、また、K+、アミノ酸等の菌体成分の漏出を亢進させ、菌を死滅させる。 |
クリーム 0.1〜5%未満 (皮膚炎、皮膚刺激作用) バトラフェン液 ((*クリーム剤と同様の副作用報告)) |
本剤の成分過敏症既往歴、著しい糜爛面 | ・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人 ・低出生体重児又は新生児 ・乳児寄生菌性紅斑(アルコール性基剤(エタノール等)の局所刺激作用)(バトラフェン液) ・亀裂・糜爛面(バトラフェン液) |
使用部位 ・眼科用として角膜,結膜には使用しない。 ・著しい糜爛面には使用しない。 ・亀裂・糜爛面には注意して使用する。 |
1日2〜3回患部に塗布又は塗擦する。 | ・白癬:体部白癬、股部白癬、汗疱状白癬 ・カンジダ症:間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、指間糜爛症 |
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硝酸エコナゾール | パラベールクリーム・液 | 抗菌活性 ・本剤の抗菌スペクトルは広く、皮膚糸状菌、Candida albicans,その他のCandida属菌種、Candida以外の酵母及び酵母様真菌、黒色糸状菌、Aspergillus属菌種、Penicillium属菌種、放線菌、グラム陽性細菌に対して強い抗菌活性を示す(in vitro)。 作用機序 本剤の作用機序は、細胞膜に一次作用点を有し、物質輸送と透過性障壁を阻害し、高分子物質合成阻害と呼吸阻害を二次的に誘起させ、更に高濃度ではRNA分解を促進し、細胞発育阻止又は細胞死に至らしめる |
0.1〜5%未満 (皮膚刺激症状(発赤・紅斑、刺激感、そう痒、灼熱感、疼痛等)、皮膚炎、びらん、水疱、腫脹) 0.1%未満 膿疱、丘疹 |
本剤に過敏な患者 | ・乳児寄生菌性紅斑(アルコール性基剤が局所刺激作用)(液のみ) ・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人 |
・眼科用として角膜、結膜には使用しない。 ・本剤の基剤の油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、接触を避けさせる(クリームのみ) |
通常1日2〜3回患部に塗布する。 | 下記の皮膚真菌症の治療 白癬:足部白癬(汗疱状白癬)、手部白癬(汗疱状白癬)、体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬) カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰炎(ただし、外陰炎はクリームのみ適用) 癜風 |
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抗白癬菌成分 | 硝酸オキシコナゾール | オキナゾールクリーム・液 | 抗菌作用(in vitro) 硝酸オキシコナゾールは皮膚糸状菌,酵母状真菌,二形性真菌(臨床分離株)等に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し,そのMICは10μg/mL以下であった.また,好気性,通性嫌気性のグラム陽性球菌及び桿菌に対しても抗菌活性を示すことが認められた. 作用機序 硝酸オキシコナゾールの抗真菌活性は,直接的細胞膜障害作用により発揮される.また,低濃度域での部分的発育阻止効果には,エルゴステロール合成阻害作用が関与している. |
0.1〜5%未満 (局所の発赤,刺激感,接触皮膚炎,そう痒) 0.1%未満 (局所の腫脹) クリーム剤 総症例数11,737例中117例(1.00%)196件 主な副作用:発赤61件(0.52%),刺激感46件(0.39%),そう痒の増強40件(0.34%),接触皮膚炎40件(0.34%)等 液剤 総症例数2,226例中46例(2.07%)70件 副作用の内訳:刺激感32件(1.44%),発赤19件(0.85%),接触皮膚炎11件(0.49%),そう痒の増強8件(0.36%) |
本剤の成分過敏症既往歴、著しい糜爛面 | ・乳児寄生菌性紅斑(アルコール性基剤が局所刺激作用。液のみ) ・亀裂,びらん面(刺激を生じることがある。液剤) |
使用部位 ・眼科用として角膜,結膜に使用しないこと. ・著しいびらん面には使用しないこと. ・液剤は,刺激を生じることがあるので,亀裂,びらん面には注意して使用すること. 使用時 ・クリーム剤の基剤の油脂性成分は,コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため,接触を避けさせること. |
1日2〜3回患部に塗布する. | 下記の皮膚真菌症の治療 白癬:足白癬,手白癬,股部白癬,体部白癬 カンジダ症:間擦疹,乳児寄生菌性紅斑,指間びらん症,爪囲炎,その他の皮膚カンジダ症 癜風 |
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抗白癬菌成分 | 硝酸ミコナゾール | ・アムリードD軟膏 ・フロリードDクリーム ・フロリードD液 |
抗菌作用(in vitro) →フロリードD(クリーム)より ・真菌に対する作用 硝酸ミコナゾールは白癬の起因菌である白癬菌属、小胞子菌属、表皮菌属やカンジダ症の起因菌であるカンジダ属をはじめ、アスペルギルス属、クリプトコックス・ネオフォルマンス等の諸菌種に対しても強い抗真菌作用を有する。 作用機序 硝酸ミコナゾールの抗菌作用、生化学的作用及び超微形態学的作用を検討した結果、硝酸ミコナゾールは低濃度では主として膜系(細胞膜並びに細胞壁)に作用して、細胞の膜透過性を変化させることにより抗菌作用を示す。また、高濃度では細胞の壊死性変化をもたらし、殺菌的に作用する。 |
頻度不明 (発赤・紅斑、そう痒感、接触性皮膚炎、びらん、刺激感、小水疱、乾燥・亀裂、丘疹、落屑、腫脹等) フロリードDクリーム 総症例28,803例中231例(0.80%) 主として、発赤・紅斑(0.35%)、そう痒感(0.21%)、接触性皮膚炎(0.13%)、びらん(0.08%)、刺激感(0.07%)、小水疱(0.07%)等の皮膚炎症状であった。 0.1〜5%未満 (発赤・紅斑、そう痒感、接触性皮膚炎) 0.1%未満 (びらん、刺激感、小水疱、乾燥・亀裂、丘疹、落屑、腫脹等) フロリード液 総症例2,587例中34例(1.3%) 主として、そう痒感(0.4%)、発赤・紅斑(0.3%)、刺激感(0.2%)、落屑(0.2%)、乾燥・亀裂(0.2%)、疼痛(0.2%)等の皮膚炎症状であった。 0.1〜5%未満 (そう痒感、発赤・紅斑、刺激感、落屑、乾燥・亀裂、疼痛、小水疱等) |
本剤の成分過敏症既往歴 | ・妊婦(3カ月以内)又は妊娠の可能性のある婦人 ・乳児寄生菌性紅斑(アルコール性基剤(エタノール等)の局所刺激作用。フロリードD液) |
使用部位 眼科用として、角膜、結膜には使用しない。 その他 本剤の基剤である油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、接触を避けさせる。 |
1日2〜3回患部に塗布する | 下記の皮膚真菌症の治療 白癬:体部白癬(斑状小水疱性白癬、頑癬)、股部白癬(頑癬)、足部白癬(汗疱状白癬) カンジダ症:指間びらん症、間擦疹、乳児寄生菌性紅斑、爪囲炎、外陰カンジダ症、皮膚カンジダ症 癜風 |
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抗白癬菌成分 | チオコナゾール | 医療用医薬品としてなし | ||||||||||||||||||
トルナフタート | ハイアラージン軟膏・液 | 各種真菌類に対するトルナフタートの抗菌力 対象菌 MIC(μg/mL) Trichophyton rubrum 0.0125 T. interdigitale 0.025 T. asteroides 0.025 Microsporum gypseum 0.0125 Microsporum japonicum 0.005 Epidermophyton inguinale 0.005 Candida albicans >500 Cryptococcus neoformans >500 Aspergillus fumigatus >500 Aspergillus niger 0.0125 |
0.1%未満 (局所刺激、発赤、皮膚炎等) |
頻度不明 (過敏症状) |
本剤成分過敏症既往歴 | ・広範囲の病巣に使用する場合 | ・患部が化膿しているなど湿潤、びらんが著しい場合にはあらかじめ適切な処置を行った後使用する。 | ・長期間使用しても症状の改善が認められない場合:改めて診断し適切な治療を行うことが望ましい。 | ・眼科用に使用しない。 | 通常、1日2〜3回、適量を患部に塗布又は塗擦する。 | 汗疱状白癬、頑癬、小水疱性斑状白癬、癜風 | |||||||||
ビホナゾール | ・マイコスポールクリーム ・マイコスポール液 |
抗真菌作用 ・ビホナゾールは,皮膚糸状菌(Trichophyton属,Microsporum属,Epidermophyton属),酵母類(Candida属)及び癜風菌(Malassezia furfur)に優れた抗真菌作用を有する。 作用機序 ビホナゾールは,真菌細胞に対して二元的な作用機序を有する.低濃度域では細胞膜の必須構成脂質成分であるエルゴステロールの合成を阻害し,高濃度域ではそれに加えて細胞膜のリン脂質と特異的に結合することにより膜の物性を変化させる.いずれの効果も最終的に細胞膜の構造・機能を障害し,その結果,抗真菌作用が発現される。 |
マイコスポールクリーム 主として接触皮膚炎(0.53%),局所の刺激感(0.17%),発赤・紅斑(0.21%),そう痒(0.12%)等 0.1〜5%未満 (局所の刺激感、皮膚炎 、発赤・紅斑、そう痒) 0.1%未満 (びらん、鱗屑 、亀裂) マイコスポール液 主として局所の刺激感(0.87%),接触皮膚炎(0.47%),発赤・紅斑(0.27%),亀裂(0.23%),鱗屑(0.13%),そう痒(0.11%)等 0.1〜5%未満 (局所の刺激感、皮膚炎、発赤・紅斑、亀裂、鱗屑、そう痒、びらん) 0.1%未満 (乾燥) |
本剤の成分過敏症既往歴、著しいびらん面 | ・妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠の可能性のある婦人 ・亀裂,びらん面 |
・眼科用として角膜,結膜には使用しない。 ・著しいびらん面には使用しない。 ・亀裂,びらん面には注意して使用する。 |
1日1回患部に塗布する。 | 下記の皮膚真菌症の治療 白癬:足部白癬,体部白癬,股部白癬 カンジダ症:指間糜爛症,間擦疹,皮膚カンジダ症 癜風 |
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ピロールニトリン | 医療用医薬品としてなし | |||||||||||||||||||
抗ヒスタミン成分 | 塩酸ジフェンヒドラミン | 外用はなし ジフェンヒドラミンはあり →レスタミンコーワ軟膏 |
アレルゲンを塗布または皮内注射したときに起こる発赤、膨疹、そう痒などのアレルギー性皮膚反応は、本剤の1回塗布により著明に抑制される。 | 頻度不明(過敏症) | 炎症症状が強い浸出性の皮膚炎:適切な外用剤の使用でその炎症が軽減後もかゆみが残る場合に使用する。 | 使用部位:眼のまわりに使用しない。 | 通常、症状により適量を1日数回、患部に塗布または塗擦する。 | 蕁麻疹、湿疹、小児ストロフルス、皮膚そう痒症、虫さされ | ||||||||||||
マレイン酸クロルフェニラミン | 外用薬としてなし | |||||||||||||||||||
鎮痒成分 | クロタミトン | オイラックス | 本剤は抗ヒスタミン作用を示さないこと、またヒトの皮膚感覚のうちそう痒感を抑制するが、他の皮膚感覚には影響を与えないことなどから、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤とは作用機序を異にすると考えられる。 一般には、皮膚に軽いしゃく熱感を与え、温覚に対するこの刺激が競合的にそう痒感を消失させるといわれている。 |
0.1〜5%未満(熱感・しゃく熱感、刺激症状(ピリピリ感、ひりひり感等)、発赤、発赤増強・紅斑増悪、分泌物増加、浸潤傾向) | 5%以上(過敏症) | 本剤に対して過敏症の既往歴 | ・高齢者・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人への大量又は長期にわたる広範囲の使用、乳幼児・小児に対する広範囲の使用 | 炎症症状が強い浸出性の皮膚炎:適切な外用剤の使用でその炎症が軽減後もかゆみが残る場合に使用する。 | ・眼あるいは眼周囲及び粘膜には使用しない。 ・塗布直後、軽い熱感を生じることがあるが、通常短時間のうちに消失する。 |
高齢者、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、大量・長期にわたる広範囲の作用は避ける | 通常、症状により適量を1日数回患部に塗布又は塗擦する。 ・高齢者・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人:大量かつ広範囲の使用は避ける。 |
湿疹、蕁麻疹、神経皮膚炎、皮膚そう痒症、小児ストロフルス | ||||||||
収れん・保護成分 | 酸化亜鉛 | 酸化亜鉛 | 皮膚のたん白質と結合して被膜を形成し,収れん,消炎,保護並びに緩和な防腐作用を現す。また,浸出液の吸収及び分泌抑制により,創面又は潰瘍面などを乾燥させる。 | 5%以上または 頻度不明( 発疹、刺激感等) | 5%以上または頻度不明 (過敏症状) | 重度または広範囲の熱傷(組織修復の遷延) 患部が湿潤している場所(組織修復の遷延) |
使用部位:眼には使用しない。 使用時:誤って吸入しないよう注意させる。 |
・外用散剤(散布剤)として15〜100% ・軟膏剤・液剤(懸濁剤・リニメント剤・ローション剤等)として2〜60% 上記濃度に調製し、いずれも症状に応じ1日1〜数回患部に適用する。 |
軽度の皮膚病変の収れん・消炎・保護・緩和な防腐 | |||||||||||
局所麻酔成分 | 塩酸ジブカイン | ペルカミン、表面麻酔類似と考え使用 | 感覚・求心神経繊維のNa+チャネルを遮断することにより局所麻酔作用を発現する。効力、持続性、毒性いずれも最大級の局所麻酔薬であるが、より効力を強めるために局所鎮痛以外の目的にはエピネフリンを添加して用いる | 振戦、痙攣等の中毒症状(頻度不明) | ショック(頻度不明) | 頻度不明(眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等) | 頻度不明(過敏症) | 本剤に対し過敏症の既往歴 | 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質。高齢者。妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。 | 使用に際し、目的濃度の水性注射液または水性液として使用する。 ただし、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適宜増減する。 仙骨麻酔 0.05〜0.1%注射液にエピネフリンを添加したものを用い、塩酸ジブカインとして、通常成人10〜30mgを使用する。 伝達麻酔 (基準最高用量:1回40mg) 0.05〜0.1%注射液にエピネフリンを添加したものを用い、塩酸ジブカインとして、通常成人3〜40mgを使用する。 浸潤麻酔 (基準最高用量:1回40mg) 0.05〜0.1%注射液にエピネフリンを添加したものを用い、塩酸ジブカインとして、通常成人1〜40mgを使用する。 表面麻酔 ・耳鼻咽喉科領域の粘膜麻酔には、1〜2%液にエピネフリンを添加したものを用い、噴霧または塗布する。 ・眼科領域の麻酔には、0.05〜0.1%液にエピネフリンを添加したものを用い、通常成人には1〜5滴を点眼する。 ・尿道粘膜麻酔には、0.1%液にエピネフリンを添加したものを用い、塩酸ジブカインとして、通常成人男子10〜20mg、女子3〜7mgを使用する。 ・膀胱粘膜麻酔には、0.025〜0.05%液にエピネフリンを添加したものを用い、塩酸ジブカインとして、通常成人10〜20mgを使用する。 ・局所鎮痛には、0.025〜0.05%液を用い、適量を使用する。 歯科領域麻酔 0.1%注射液にエピネフリンを添加したものを用い、伝達麻酔・浸潤麻酔には塩酸ジブカインとして、通常成人1〜2mgを使用する。 |
仙骨麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔、歯科領域における伝達麻酔・浸潤麻酔 | |||||||||
局所麻酔成分 | 塩酸リドカイン | キシロカイン液「4%」 | 作用機序 塩酸リドカインは、神経膜のナトリウムチャネルをブロックし、神経における活動電位の伝導を可逆的に抑制し、知覚神経及び運動神経を遮断する局所麻酔薬である。 麻酔効果・作用時間 塩酸リドカインの表面・浸潤・伝達麻酔効果は、塩酸プロカインよりも強く、作用持続時間は塩酸プロカインよりも長い。 |
意識障害、振戦、痙攣等の中毒症状(頻度不明) | ショック (頻度不明) |
頻度不明 (眠気、不安、興奮、霧視、眩暈、悪心・嘔吐等) |
頻度不明 (過敏症) |
本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴 | ・高齢者又は全身状態が不良 ・心刺激伝導障害(症状悪化) ・重症の肝機能障害又は腎機能障害(中毒症状の発現) ・幼児(過量投与・中毒症状の発現) ・高齢者、小児、全身状態が不良、肥満者、呼吸器疾患を有する患者で前投薬や術中に投与した鎮静薬、鎮痛薬等を使用する際 |
・高齢者:大量又は長期にわたる広範囲の使用 ・妊婦又は妊娠の可能性のある婦人:大量又は長期にわたる広範囲の使用 ・乳幼児・小児:広範囲の部位への使用しない。 過量投与 徴候、症状 中枢神経系の症状:初期症状として不安、興奮、多弁、口周囲の知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦等があらわれる。症状が進行すると意識消失、全身痙攣があらわれ、これらの症状に伴い低酸素血症、高炭酸ガス血症が生じるおそれがある。より重篤な場合には呼吸停止を来すこともある。 心血管系の症状:血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系の抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止等があらわれる。 |
塩酸リドカインとして、通常成人では80〜200mg(2〜5mL)を使用する。 なお、年齢、麻酔領域、部位、組織、体質により適宜増減する。 〈使用方法〉 耳鼻咽喉科領域 鼻腔内、咽喉に刺激性薬物を塗布する前処置、耳管カテーテル挿入、下甲介切除、鼻中隔矯正、扁桃剔出、咽喉頭鏡検査等の場合本剤の適量(一時に5mL〈塩酸リドカインとして200mg〉以内)を塗布又は噴霧する。 泌尿器科領域 膀胱鏡検査、尿管カテーテル挿入、逆行性腎盂撮影法、凝血除去、結石処置、経尿道式尿道乳頭腫剔除等の場合4%液を倍量に希釈し、その約10mL(塩酸リドカインとして200mg)を尿道内に注入し、男子では陰茎を箝搾子ではさみ、女子には綿栓を施して5〜10分間、液を尿道内に貯留させる。 気管支鏡検査 全身麻酔時の挿管には本剤を倍量に希釈し、その適量(10mL〈塩酸リドカインとして200mg〉以内)を噴霧する。 幼児(特に3歳以下):低用量から投与を開始(麻酔効果の把握が困難なため高用量又は頻回投与されやすい) |
表面麻酔 | ||||||||
殺菌・消毒成分 | 塩酸クロルヘキシジン | グルコン酸塩として 5%ヒビテン液 |
抗菌作用(in vitro試験) ・広範囲の微生物に作用し、グラム陽性菌には低濃度でも迅速な殺菌作用を示す。 ・グラム陰性菌には比較的低濃度で殺菌作用を示すが、グラム陽性菌に比べ抗菌力に幅がみられる。 ・芽胞形成菌の芽胞には効力を示さない。 ・結核菌に対して水溶液では静菌作用を示し、アルコール溶液では迅速な殺菌作用を示す。 ・真菌類の多くに抗菌力を示すが、全般的に細菌類よりも抗菌力は弱い。 ・ウイルスに対する効力は確定していない。 作用機序 作用機序は十分には解明されていないが、比較的低濃度では細菌の細胞膜に障害を与え、細胞質成分の不可逆的漏出や酵素阻害を起こし、比較的高濃度では細胞内の蛋白質や核酸の沈着を起こすことが報告されている。 |
ショック(0.1%未満) | 0.1%未満 (過敏症) |
・クロルヘキシジン製剤過敏症の既往歴 ・脳、脊髄、耳(内耳、中耳、外耳)(聴神経及び中枢神経に対して直接使用した場合は、難聴、神経障害を来すことがある。) ・膣、膀胱、口腔等の粘膜面(ショック症状の発現が報告されている。) ・産婦人科用(膣・外陰部の消毒等)、泌尿器科用(膀胱・外性器の消毒等)には使用しない。 ・眼 |
・薬物過敏症の既往歴 ・喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴 |
・本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。 ・外用にのみ使用する。. ・眼に入らないように注意する。 |
本品は下記の濃度(グルコン酸クロルヘキシジンとして)に希釈し、水溶液又はエタノール溶液として使用する。 効能・効果 用法・用量 (使用例) (1)手指・皮膚の消毒 0.1〜0.5%水溶液(本剤の50倍〜10倍希釈) (通常時:0.1%水溶液(30秒以上) 汚染時:0.5%水溶液(30秒以上) ) (2)手術部位(手術野)の皮膚の消毒 0.1〜0.5%水溶液(本剤の50倍〜10倍希釈)又は0.5%エタノール溶液(本剤の10倍希釈) (0.5%エタノール溶液 ) (3)皮膚の創傷部位の消毒 0.05%水溶液(本剤の100倍希釈) (0.05%水溶液) (4)医療用具の消毒 0.1〜0.5%水溶液(本剤の50倍〜10倍希釈)又は 0.5%エタノール溶液(本剤の10倍希釈) (通常時:0.1%水溶液(10〜30分) 汚染時:0.5%水溶液(30分以上) 緊急時:0.5%エタノール溶液(2分以上) ) (5)手術室・病室・家具・器具・物品等の消毒 0.05%水溶液(本剤の100倍希釈) (0.05%水溶液 ) |
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殺菌・消毒成分 | 塩化ベンザルコニウム | 0.1w/v%ヂアミトール水 | ・本剤は使用濃度において、栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、真菌等には有効であるが、結核菌及び大部分のウイルスに対する殺菌効果は期待できない。イオン界面活性剤であるので、表面張力を低下させ、清浄作用、乳化作用等を示す。 ・作用機序は、陰電荷を帯びる細菌に陽電荷を帯びる塩化ベンザルコニウムが菌体表面に吸着・集積され、菌体たん白を変性させ殺菌作用をあらわす。 |
頻度不明(過敏症) | 粘膜、創傷面または炎症部位に長期間または広範囲に使用しないこと | ・原液は皮膚・粘膜に付着及び眼に入らないように注意する(刺激性がある) 。 ・炎症または易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)への使用:正常の部位への使用より低濃度とすることが望ましい。また、使用後は滅菌精製水で水洗する。 ・深い創傷または眼に使用する希釈水溶液は、調製後滅菌処理すること。 ・経口投与しないこと。浣腸には使用しないこと。 ・密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状があらわれることがあるので、使用しないことが望ましい。 |
・粘膜、創傷面または炎症部位に長期間または広範囲に使用しないこと(全身吸収による筋脱力を起こすおそれがある)。 | 効能・効果:用法・用量 (塩化ベンザルコニウム濃度) (1)手指・皮膚の消毒:通常石けんで十分に洗浄し、水で石けん分を十分に洗い落とした後、塩化ベンザルコニウム0.05〜0.1%溶液に浸して洗い、滅菌ガーゼあるいは布片で清拭する。術前の手洗の場合には、5〜10分間ブラッシングする。 (2)手術部位(手術野)の皮膚の消毒:手術前局所皮膚面を塩化ベンザルコニウム0.1%溶液で約5分間洗い、その後塩化ベンザルコニウム0.2%溶液を塗布する。 (3)手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒:塩化ベンザルコニウム0.01〜0.025%溶液を用いる。 (4)感染皮膚面の消毒:塩化ベンザルコニウム0.01%溶液を用いる。 (5)医療用具の消毒:塩化ベンザルコニウム0.1%溶液に10分間浸漬するか、または厳密に消毒する際は、器具を予め2%炭酸ナトリウム水溶液で洗い、その後塩化ベンザルコニウム0.1%溶液中で15分間煮沸する。 (6)手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒:塩化ベンザルコニウム0.05〜0.1%溶液を布片で塗布・清拭するか、または噴霧する。 (7)膣洗浄 塩化ベンザルコニウム0.02〜0.05%溶液を用いる。 (8)結膜嚢の洗浄・消毒 塩化ベンザルコニウム0.01〜0.05%溶液を用いる。 ・炎症または易刺激性の部位(粘膜、陰股部等)への使用:正常の部位への使用より低濃度とすることが望ましい |
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殺菌・消毒成分 | フェノール | フェノール | 本剤は、使用濃度においてグラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌には有効であるが、芽胞(炭疽菌、破傷風菌等)及び大部分のウイルスに対する効果は期待できない。 | 頻度不明(過敏症) | ・損傷皮膚及び粘膜(吸収され中毒症状発現) | ・原液または濃厚液が皮膚に付着した場合には腐蝕及び吸収され、中毒症状を起こすことがある ・眼に入らないように注意すること。 ・本剤は必ず希釈し、濃度に注意して使用すること。 ・炎症または易刺激性の部位に使用する場合には、濃度に注意して正常の部位に使用するよりも低濃度とすることが望ましい。 ・外用にのみ使用すること。 ・密封包帯、ギプス包帯、パックに使用すると刺激症状及び吸収され、中毒症状があらわれるおそれがあるので、使用しないこと。 ・長期間または広範囲に使用しないこと。[吸収され、中毒症状を起こすおそれがある。] ・誤飲を避けるため、保管及び取扱いには十分注意すること。 |
長期間に使用しないこと。(吸収され、中毒症状の発現のおそれ。) | 効能・効果 用法・用量(本品希釈倍数) ・手指・皮膚の消毒:フェノールとして1.5〜2%溶液を用いる。(50〜67倍) ・医療用具、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒 :フェノールとして2〜5%溶液を用いる。(20〜50倍) 排泄物の消毒:フェノールとして3〜5%溶液を用いる。(20〜33倍) 下記疾患の鎮痒 痒疹(小児ストロフルスを含む)、じん麻疹、虫さされ 液: フェノールとして1〜2%溶液を用いる。(50〜100倍) 軟膏:フェノールとして2〜5%軟膏を用いる。(20〜50倍) |
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角質溶解成分 | サリチル酸 | サリチル酸 | 角質溶解作用:細胞間基質を溶解し鱗屑の剥離を促進して角質増殖皮膚を軟化させる作用がある。 防腐作用:微生物(白せん菌類など)に対して抗菌性があり、その防腐力、石炭酸に匹敵する。 |
頻度不明(発赤、紅斑等の症状、長期・大量使用で内服・注射等全身的投与の場合と同様な副作用) | 頻度不明(過敏症) | 本剤に対し過敏症の既往歴 | 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、未熟児、新生児、乳児、小児 | 患部が化膿しているなど湿潤、び爛が著しい場合:あらかじめ適切な処置を行った後使用。 | 広範囲の病巣に使用した場合:副作用があらわれやすいので注意して使用。 眼下用には使用しないこと。 |
長期・大量使用で内服、注射等全身的投与の場合と同様な副作用発現のおそれ。 長期間使用しても症状の改善が認められない場合:改めて診断し適切な治療を行うことが望ましい |
1.通常サリチル酸として、50%の絆創膏を用い、2〜5日目ごとに取りかえる。 2.次の濃度の軟膏剤又は液剤とし、1日1〜2回塗布または散布する。小児:サリチル酸として 0.1〜3%、成人:サリチル酸として2〜10% |
1.疣贅・鶏眼・胼胝腫の角質剥離。 2.乾癬、白癬(頭部浅在性白癬、小水疱性斑状白癬、汗疱状白癬、頑癬)、癜風、紅色粃糠疹、紅色陰癬、角化症(尋常性魚鱗癬、先天性魚鱗癬、毛孔性苔癬、先天性手掌足底角化症(腫)、ダリエー病、遠山連圏状粃糠疹)、湿疹(角化を伴う)、口囲皮膚炎、掌蹠膿疱症、ヘプラ粃糠疹、アトピー性皮膚炎、ざ瘡、せつ、腋臭症、多汗症、その他角化性の皮膚疾患 |
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消炎成分 | グリチルレチン酸 | デルマクリン軟膏 | グリチルレチン酸は急性炎症に対する抗炎症作用(浮腫抑制-ラット、肉芽腫抑制-ラット、抗紅斑-モルモット)を有する。抗炎症作用は主成分であるグリチルレチン酸の化学構造がハイドロコーチゾンの化学構造に類似しているところによると推定される。 | 5%以上又は頻度不明(過敏症) | 眼科用として使用しない | 通常、症状により適量を1日数回患部に塗布または塗擦する。 | 湿疹、皮膚そう痒症、神経皮膚炎 |