資料4−10 |
製品群No. 12
整腸薬
リスクの程度の評価 | A 薬理作用 | B 相互作用 | C 重篤な副作用のおそれ | C’ 重篤ではないが、注意す べき副作用のおそれ |
D 濫用のお それ |
E 患者背景(既往歴、治療状況等) (重篤な副作用につながるおそれ) |
F 効能・効果(症状の悪化に つながるおそれ) |
G 使用方法(誤使用のおそれ) | H スイッチ 化等に伴う 使用環境の 変化 |
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評価の視点 | 薬理作用 | 相互作用 | 重篤な副作用のおそれ | 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ | 薬理に基づく習慣性 | 適応禁忌 | 慎重投与 (投与により障害の再発・悪化のおそれ) |
症状の悪化につながるおそれ | 適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) | 使用方法(誤使用のおそれ) | スイッチ化等に伴う使用環境の変化 | |||||||||
併用禁忌(他剤 との併用により 重大な問題が 発生するおそれ) |
併用注意 | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 薬理・毒性に基づくもの | 特異体質・アレルギー等によるもの | 使用量に上限 があるもの |
過量使用 ・誤使用 のおそれ |
長期使用に る健康被害 のおそれ |
用法用量 | 効能効果 | ||||||||||
乳酸菌成分 | アシドフィルス菌末 | |||||||||||||||||||
ビフィズス菌末 | ビフィダー | ビフィズス菌は、腸内で増殖し、乳酸と酢酸を産生して腸内菌叢の正常化をはかり、整腸作用をあらわす(ビオフェルミン錠) | 頻度不明(軟便) | 通常、成人1日3〜6錠を3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 | 効能又は効果腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | |||||||||||||||
ラクトミン | フソウラクトミン末 | ラクトミンは,腸内菌叢異常の原因を除き,バランスの回復,諸症状の改善に有効 | 通常成人1日3〜9gを3回に分割経口投与する。 なお,年齢,症状により適宜増減する。 |
腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | ||||||||||||||||
ラックビー | ラックビー/ラックビー微粒 | 腸内菌叢改善作用: 健常成人に本剤を投与したところ、ビフィズス菌が増殖し、腸内の優勢菌叢を増し、腸内菌叢の正常化を促すとともに、ビフィズス菌により産生される酸により、腸内pHを低下させ、有害細菌が増殖し難い環境をつくる。 |
アナフィラキシー様症状(頻度不明) | 0.1〜5%未満(腹部膨満感) | 本剤過敏症の既往歴、牛乳に対してアレルギーあり[アナフィラキシー様症状を起こす] | 通常成人1日3〜6gを3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | |||||||||||||
ラクボン | ラクボン | 本剤は腸管内で発芽・繁殖し(マウスの実験から)、乳酸を産生して腸内の腐敗細菌群の増殖を抑制して、整腸作用を営む。 | 通常成人1日3〜6gを3回に分割経口投与する。小児は通常1日1.5〜3gを3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | ||||||||||||||||
酪酸菌成分 | 宮入菌末 | ミヤBM細粒 | 腸内細菌に対する作用、化学療法剤投与時における整腸作用・その他整腸作用を有する | 腸内菌叢の異常による諸症状の改善 | 通常、成人1日1.5g〜3gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 |