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資料5−1

o-フェニレンジアミンの基本情報


化学式 C6H8N2
別名 o-ジアミノベンゼン
CAS No. 95-54-5
物理化学的性質 分子量
比重
凝固点
沸点
引火点
発火点
108.15
0.938(20/4℃)
-134.5℃
45.0℃
-31.7℃
293℃
常温での性状 白色板状。空気中に放置するとしだいに紫褐色あるいは黒色に変わる。エーテル、アルコール、クロロホルムに易溶、水に可溶。
輸入量 平成13年度 約1万〜10万t
輸入業者 酒井興業、デュポン、三井物産、クラリアントジャパン
用途(中間体等) 農薬、防さび剤、医薬品、顔料
法令による規制の現状
労安法:「変異原性が認められた化学物質」、施行令第18条の2(MSDS対象物質)
PRTR法:第2条第1種指定化学物質
消防法:第9条の2貯蔵等の届出を要する物質政令別表第2省令第2条
毒劇法:第2条別表第2劇物
船舶安全法:危規則第3条危険物等級3引火性液体類
航空法:施行規則第194条危険物引火性液体
がん原性評価 IARC:評価なし
日本産業衛生学会:評価なし
ACGIH:A3
動物に対する評価 RTECS=急性経口毒性LD50:510mg/kg(ラット)
変異原性の有無、強さ 微生物を用いる変異原性試験 陽性
 最大比活性値=3.5×103revertants/mg〔TA98、S9(+)〕
ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験 陽性
 SD20=0.0016mg/ml〔CHL、S9(-)〕
ばく露限界 日本産業衛生学会:0.1mg/m3
ACGIH:0.1 mg/m3(TWA)
ヒトへの影響

資料出所  「14504の化学商品」化学工業日報社(2004)
 「化学物質の製造・輸入量に関する実態調査(平成13年度実績)」経済産業省(2003)
 「既存化学物質に係る変異原性の評価に関する調査研究」中央労働災害防止協会(1992)
 「既存化学物質に係る変異原性の評価に関する調査研究」中央労働災害防止協会(1993)


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