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資料３−１

アクリル酸＝２−ヒドロキシエチルの基本情報


化学式 CH2=CHCOOCH2CH2OH
別名 2-ハイドロキシエチルアクリレート、HEA
CAS No. 818-61-1
物理化学的性質 分子量
比重
凝固点
沸点
引火点		 116.1
1.1098（20/4℃）
-70℃以下
82/0.6（℃/kPa）
104℃（開放式）
常温での性状 透明な液体。水、通常の有機溶媒に溶解する。
生産量 平成14年　約3,000t
メーカー 大阪有機化学工業、東亞合成、日本触媒
用途（中間体等） 熱硬化性塗料、接着剤、繊維処理剤、潤滑油添加剤、コポリマーの改質剤
法令による規制の現状
労安法：「変異原性が認められた化学物質」
消防法：第2条危険物第4類第3石油類水溶性液体
海洋汚染防止法：施行令別表第1有害液体物質（B類）
がん原性評価 IARC：評価なし
日本産業衛生学会：評価なし
ACGIH：評価なし
動物に対する評価 RTECS=急性経口毒性LD50：548mg/kg（ラット）
変異原性の有無、強さ 微生物を用いる変異原性試験　陽性
　最大比活性値=1.13×102 revertants/mg〔WP2uvrA/pKM101、S9(+)〕
ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験　陽性
　SD20=0.0082mg/ml〔CHL、S9(-)〕
ばく露限界 −
ヒトへの影響 皮膚に付着した場合、やけどの症状を起こす。
液体又は蒸気が眼に接触すると炎症を起こす。

資料出所 　「14504の化学商品」化学工業日報社(2004)
　「既存化学物質に係る変異原性の評価に関する調査研究」中央労働災害防止協会(1999)
　「既存化学物質に係る変異原性の評価に関する調査研究」中央労働災害防止協会(2001)

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