I | 趣旨 「振動障害の検査指針検討会」における検査指針の検討に当たっては、労災認定の場において、現行検査手技に替わり得る有用な検査手技としてその可能性が示唆された検査手技及びISOにおける国際標準化作業が進められている検査手技について、その実効性を評価、検討するための資料収集が必要である。 よって、同一被検者に対して、これら検査手技による実証検査を実施し、その結果の分析及び評価を行なった上で総合的に検査体系を検討するものとする。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
II | 実証検査実施要領
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III | 実証検査結果の取りまとめスケジュール
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検査名 | 検査装置 | 消耗品 | 検査スペース | 測定条件 | 検者人数 | セッテング時間 | 測定時間 (被検者1名) |
検査データの記録 及び保管方法 |
検者に必要となる資格、技能 | ||||||||||||||||||
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ISO/DIS14835-1に準拠した装置 浸漬箱は、手関節まで両手を同時に浸漬できるもので、腕との接触部位に断熱処置があり、水温12℃±0.5℃に維持できるもの サーミスタ温度計は12ch以上 |
ディスポーザブル手袋、サージカルテープ等 | 6m2程度 |
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2名 (その他待機医師1名(他業務従事可)) |
半日 (調整含む) |
30分 | 紙媒体 (機器による) |
臨床検査技師(1名以上)、看護師が望ましい | ||||||||||||||||||
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レーザドップPV2000 (Vasamedics社) |
洗面器、氷、水、タオル、血圧計、聴診器 | 4.6m2程度 |
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1名 | 30分未満 | 約30分 | プリントアウト用紙のみ | 血圧の測定ができる者であれば対応可能 | ||||||||||||||||||
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レーザー血流画像化装置PIM-II(Perimed社、Sweden) | 測定データ記録・保存用FD等 | 100m2程度 |
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2名 (皮膚温等のその他の測定を同時に行う場合には1名追加) |
約30分 | 30分〜40分程度 | 画像データ(呼び出しには専用ソフトが必要)として電子媒体に記録し保管 | 冷水負荷試験に精通した臨床検査技師及び看護師 なお、医師の監督下で行う必要有 |
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マルチチャンネル プレチスモグラフ (HVLab社) |
サージカルテープ等 | 10m2程度 |
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1名 | 半日 (調整含む) |
60分程度 | FD | 臨床検査技師が望ましい | ||||||||||||||||||
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ISO13091-1に準拠した振動感覚閾値測定装置(我が国には、HVLab製Tactile Vibrometerが3台) サーミスタ温度計(2ch以上) |
電池、FD、記録用紙等 | 4m2程度 |
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1名 | 半日 (調整含む) |
30分 | FD | 臨床検査技師が望ましい | ||||||||||||||||||
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通常の伝導速度検査、筋電図を測定できる機器で対応可能 |
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ベット1台、機器及び人が2名入れるスペース (生理検査室で実施可能) |
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2名 (検者1名、記録者1名) |
10分程度 | 30分〜45分程度 | 機器の構成によるが、FD、CD−R、MO等 | 医師(神経内科、リハビリテーション科等)又は臨床検査技師で電気生理検査(神経伝導検査や筋電図)に習熟した者 | ||||||||||||||||||
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超伝導MRI臨床機:1.5T機種が 望ましい (表面コイル使用) |
画像保存用のMO、CD-R等 | MRI室 |
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2名〜4名 (検査技師1〜2名、確認用の研究者1〜2名) |
約20分 | 撮影部位が2箇所で約30分 | DICOM形式での保存 MO又はCD−R |
放射線技師資格 |