第7回厚生科学審議会
医薬品販売制度改正検討部会
資料

平成16年11月22日

「リスクの程度の評価」の作業のもとになる情報源

「リスクの程度の評価」項目 作業のもととなる情報源
A 薬理作用 −−−−−
B 相互作用  
  併用禁忌(他剤との併用により重大な問題が発生するおそれ) 「相互作用」の併用禁忌
 「・・・・・・併用は避けること」など
併用注意 「相互作用」の併用注意
「・・・・・・併用は避けることが望ましい」など
C 重篤な副作用のおそれ
作業は、まず「重大な副作用」を列記し、最終的に重篤なものを抽出。
  薬理・毒性に基づくもの 「重大な副作用」のうち、薬理・毒性に関する部分
(特異体質・アレルギー等の関する部分以外)
特異体質・アレルギー等によるもの 「重大な副作用」のうち、特異体質・アレルギー等に関する部分
C' 重篤ではないが、注意すべき副作用のおそれ  
  薬理・毒性に基づくもの 「その他の副作用」のうち、重要なもの(薬理・毒性部分)
「重要な基本的注意」の副作用症状(同上)
特異体質・アレルギー等によるもの
「その他の副作用」のうち、重要なもの(特異体質・アレルギー等部分)
「重要な基本的注意」の副作用症状(同上)
D 濫用のおそれ  
  薬理に基づく習慣性 習慣性医薬品としての指定
E 患者背景(既往歴、治療状況等)  
  適応禁忌 「禁忌」
「原則禁忌」
「・・・・・・には投与しないこと」、「・・・・・・の投与は避けること」など
慎重投与(投与により障害の再発・悪化のおそれ) 「慎重投与」
「・・・・・・には慎重に投与すること」など
妊産婦、授乳婦、小児、高齢者に対して、慎重投与、有益性投与、
「・・・・・・には安全性が確立していない」、「使用経験がない」など
F 効能・効果(症状の悪化につながるおそれ)  
  (無効により、)症状の悪化につながるおそれ 効能・効果
「重要な基本的注意」の「・・・等の患者の場合は観察すること」など
適応対象の症状の判別に注意を要する(適応を誤るおそれ) 効能・効果
「重要な基本的注意」の該当部分
G 使用方法(誤使用のおそれ)  
  使用量に上限があるもの 用法・用量
「用法・用量に関する使用上の注意」
過量使用・誤使用のおそれ 「重要な基本的注意」の該当部分
用法・用量
「用法・用量に関する使用上の注意」
過量投与に相当する部分
長期使用による健康被害のおそれ
長期投与に関する部分
長期投与により発現する副作用症状
H スイッチ化等に伴う使用環境の変化 −−−−−

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