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〈参考資料1〉

診断・治療概要(提供病院提出資料)

日時 事項
9月7日 15:15頃 自宅で倒れる。右半身麻痺、言語障害の状態。
16:01 当院救急外来を受診。来院時の意識レベルGCS13、血圧180/73、心拍数55/min、失語症、右片麻痺認める。
16:15 CT施行。左大脳の脳溝が右に比べてやや抽出が不良であったが頭蓋内出血はなかった。
18:10 左内頚動脈閉塞による左大脳半球の脳梗塞と診断。
グリセオール投与、保存的治療にて経過観察。
18:30 主治医より家族に対して病状及び治療方針について説明。
9月9日   意識レベルが低下し、GCS8。
13:15 CTにて左大脳半球に広範な脳梗塞所見を認める。
9月10日   GCS3、両側瞳孔散大、自発呼吸消失が認められた。
午後、著名な血圧低下を認め、昇圧剤の投与を開始。意識レベルの低下に伴い呼吸障害が出現したため、経口的に気管挿管が行われ呼吸管理が開始された。
家族より意思表示カードの提示あり。
9月11日 1:20 臨床的脳死診断開始。
2:30 臨床的脳死診断終了。臨床的に脳死と診断。
3:01 家族がコーディネーターの説明を聞くことを希望したため、(社)日本臓器移植ネットワーク東日本支部に連絡。
5:35 (社)日本臓器移植ネットワークコーディネーターが来院。遅れて千葉県コーディネーターが来院。
6:45
〜8:00
ネットワークコーディネーターを中心として、家族に臓器提供に関する説明を実施。
7:37 家族が脳死判定承諾書・臓器摘出承諾書に署名捺印。
9:06 第1回法的脳死判定開始。
12:05 第1回法的脳死判定終了。
18:05 第2回法的脳死判定開始。
19:35 第2回法的脳死判定終了。法的に脳死と判定。


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