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資料3-1

平成17年患者調査の概要(案)


 調査の目的
 この調査は、病院及び診療所(以下「医療施設」という。)を利用する患者について、その傷病状況等の実態を明らかにし、医療行政の基礎資料を得ることを目的として3年周期で実施する。

 調査の対象及び客体
 全国の医療施設を利用する患者を対象として、病院の入院は二次医療圏別、病院の外来及び診療所は都道府県別に層化無作為抽出した医療施設(病院:約7千、一般診療所:約6千、歯科診療所:約1千)を利用した患者を調査の客体とする。

 調査の期日
(1) 病院については、平成17年10月18日〜20日(火〜木)の3日間のうち、病院ごとに指定した1日とする。
(2) 診療所については、平成17年10月18、19、21日(火、水、金)の3日間のうち、診療所ごとに指定した1日とする。
 なお、退院患者については、平成17年9月1日〜30日までの1か月間とする。

 調査票の種類(調査事項については、別紙参照)
【入院・外来患者】
 (1)病院入院(奇数)票
 (2) 病院外来(奇数)票
 (3) 病院偶数票(入院・外来)
 (4) 一般診療所票
 (5) 歯科診療所票
【退院患者】
 (6)病院退院票
 (7)一般診療所退院票

 調査の方法
 医療施設の管理者が記入する方式による。

 調査の系統
 厚生労働省──── 都道府県─────────保健所 ────医療施設

└―
保健所を設置する市
特別区
  |
―┘

 結果の集計・公表
 集計は、厚生労働省大臣官房統計情報部において行い、結果は集計後すみやかに公表する。
 なお、医療施設に関する情報の一部は、医療施設静態調査から得ることとする。

 標本設計
(1) 抽出枠(フレーム)は、医療施設基本ファイルとする。
(2) 抽出方法は、層化無作為抽出とする。
(3) 客体数は、地域別(病院の入院については二次医療圏まで、病院の外来、一般診療所及び歯科診療所については都道府県まで)推計が可能な数とする。
(4) 医療施設側の記入者負担軽減を図るため、病院については二段抽出を併用する。(当該病院の入院・外来の患者のうち出生日の末尾が奇数の患者については全調査事項を調査することとし、出生日の末尾が偶数の患者については「入院・外来の別」、「性別」、「出生年月日」のみを調査する。なお、大規模(500床以上)病院については入院・外来の患者のうち出生日の末尾が3,5,7日の患者については全調査事項を調査することとし、それ以外の患者については「入院・外来の別」、「性別」、「出生年月日」のみを調査する。)


(別紙)

調査票の種類別調査事項一覧


○:調査事項の項目番号  (空欄):調査事項なし
調査事項 病院入院(奇数)票 病院外来(奇数)票 病院(偶数)票 一般診療所票 歯科診療所票 病院退院票 一般診療所退院票
・ 性別 1 1 1 1 1 1
・ 出生年月日 2 2 2 2 2 2
・ 患者の住所 3 3   3 3 3 3


< 

入院年月日
外来の種別
入院・外来の別
入院・外来の種別
入院・退院年月日
4            
  4     4    
           
      4      
          4 4

< 
受療の状況
傷病名
5 5   5   5 5
        5    
・ 手術の有無           6 6
・ 診療費等支払方法 6 6   6 6 7 7
・ 紹介の有無 7 7   7      
・ 救急の状況 8 8   8      
・ 病床の種別 9     9   8 8
・ 入院前の場所           9 9
・ 入院の状況 10     10      
・ 転帰           10 10
・ 心身の状況 11     11      
・ 退院後の行き先           11 11


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