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資料5
各区分の区切り方について(案)


(1) Aランク・Bランク間の区切り方
区分 指数
格差
区分理由 問題点 ランク区分
上昇県 下降県
X1 愛知/大阪 0.6
現行のAランク内の都府県数である3以上を確保しつつ、現在の境界線付近で相対的に格差が大きい
Aランクの最低賃金額の平均水準が下がる
愛知 大阪
X2 千葉/滋賀 1
現行のAランク内の都府県数である3以上を確保しつつ、現在の境界線付近で最も格差が大きい
X1よりAランクの最低賃金額の平均水準が下がる
愛知
千葉
 
<評価>
X2で区切る場合、X1より格差が大きいところで区切ることとなるとともに、Aランクの分散度合もX1で区切る場合に比して小さくなる(資料4別紙2参照)。
反面、X2で区切る場合は、X1で区切る場合に比べ、Aランクの最低賃金額の平均水準が下がる。

(2) Bランク・Cランク間の区切り方
区分 指数
格差
区分理由 問題点 ランク区分
上昇県 下降県
Y1 富山/三重 0.4
現在の境界線付近で相対的に格差が大きい
平成7年にBランクに上昇した栃木がCランクに下降し、平成12年にBランクに上昇した広島もCランクに下降する
富山 栃木
広島
Y2 栃木/茨城 0.5
現在の境界線付近で最も格差が大きい
平成7年にCランクに下降した三重がBランクに上昇する
富山
三重
 
<評価>
Y1で区切る場合、過去にBランクに上昇した栃木と広島がともにCランクへ下降すること等を考慮すると、Y2で区切る方が適当ではないか。

(3) Cランク・Dランク間の区切り方
区分 指数
格差
区分理由 問題点 ランク区分
上昇県 下降県
Z1 岐阜/福島 0.9
現在の境界線付近で最も格差が大きい
平成12年にCランクに上昇した福島がDランクに下降する
  福島
和歌山
Z2 和歌山/徳島 0.3
現在のDランクに所属する県に変動がない
指数格差が0.3であること
   
Z3 徳島/大分 0.7
現在の境界線付近で相対的に格差が大きい
  徳島  
<評価>
Z1で区切る場合、平成12年にCランクに上昇した福島がDランクに下降する等、2県のランク間移動を伴うことから、Z2又はZ3で区切る方が適当ではないか。


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