・ | 表中番号5のICE療法(イホスファミド、カルボブラチン、エトポシド併用)及び表中番号6のIVAC療法(イホスファミド、エトポシド、キロサイド併用)については、ウロミテキサン(メスナ)を併用する必要はないのか。→イホスファミドを使用する際はメスナの併用が必要である。資料については修正する。 |
・ | 表中番号21の悪性胸膜中皮腫に対するシスプラチンは、単独では標準療法として位置づけられていない。シスプラチンについては、悪性胸膜中皮腫治療のキードラックとして使用されるため、第2バッチの候補品目として取り上げた。米国で承認されているアリムタとの併用で良い結果が得られており、今回、シスプラチンが悪性胸膜中皮腫に認められれば将来的にはシスプラチンとアリムタの併用で臨床試験が行われることが考えられる。 |
・ | インターフェロンα等についても本検討会の対象として良いのか。→今回新たに第2バッチに追加された表中番号59のシスプラチン、ビンブラスチン、ダカルバジン、インターロイキン2及びインターフェロンα併用療法にインターフェロンαが含まれている。 |
・ | 表中番号58のイリノテカンの用量拡大については、海外では一般的に使用されているが、国内でイリノテカン180mg/m2の使用データが少ないため安全性に不安がある。→現在、国内で行われているイリノテカン180mg/m2のFOLFIRI療法(フルオロウラシル、l―ロイコボリン、イリノテカン併用)の多施設合同第II相臨床試験の結果を報告書に加える考え。それらを総合して検討して欲しい。 |
・ | 用量拡大について海外のデータを日本人に外挿する際は、慎重に検討する必要がある。 |