「WHO方式癌疼痛治療法」について「内容をよく知っている」「内容をある程度知っている」医師、看護職員は、前回調査時点と比べて減少しており(医43%(46%)、看20%(22%)、介8%)、介護施設職員では、「(あることも)知らない」者が69%を占める。 |
あなたは世界保健機関(WHO)が作成した「WHO方式癌疼痛治療法」をご存じですか。(○は1つ) 問の番号 医師9−1 看護9−1 介護9−1 |
モルヒネの使用に当たって、有効性と副作用について患者にわかりやすく具体的に「説明できる」と回答した医師、看護職員は減少しており(医42%(45%)、看20%(25%)、介2%)、介護施設職員では59%が説明できないと回答している。 |
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緩和ケア病棟においては、「WHO方式癌疼痛治療法」について、「内容をよく知っている」「内容をある程度知っている」医師、看護職員の割合(医92%、看88%)は、その他の病院・診療所等(医41%、看17%)に比べて多く、また、モルヒネの有効性と副作用について患者に分かりやすく具体的に「説明できる」医師、看護職員の割合(医97%、看76%)についても、その他の病院・診療所等(医40%、看17%)に比べて多くなっている。 |
「WHO方式癌疼痛治療法」について、「内容をよく知っている」「内容をある程度知っている」医師、看護職員の割合 |
モルヒネの有効性と副作用について患者に分かりやすく具体的に「説明できる」医師、看護職員の割合 |
注1) | 「一般病床」には緩和ケア病棟が除かれている。「療養病床」には介護療養型医療施設が含まれている。 |
注2) | 本調査は、平成15年2〜3月に実施した調査であるため、「一般病床」「療養病床」には現行医療法の「一般病床」「療養病床」だけではなく、当時の医療法の「その他の病床(結核病床、精神病床及び感染症病床以外の病床)」も含まれている。 |