自分が治る見込みのない持続的植物状態になった場合、単なる延命医療について、「やめたほうがよい」「やめるべきである」と、中止することに肯定的である者は多く(般80%(79%)、医85%(78%)、看87%(74%)、介84%)、「単なる延命医療であっても続けられるべきである」と回答する者は少ない(般10%(9%)、医8%(12%)、看6%(9%)、介7%)。
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自分が治る見込みのない持続的植物状態になった場合、単なる延命医療を中止することに肯定的である者の過半数は、「人工呼吸器等生命の維持のために特別に用いられる治療は中止して良いが、それ以外の治療は続ける」としているが(般53%(53%)、医62%、看71%、介65%)、「一切の治療を中止してよい」とする者も少なくない(般28%(26%)、医22%、看14%、介18%)。 |
( | 自分が、持続的植物状態で治る見込みがないと診断された場合、単なる延命医療は「やめたほうがよい」「やめるべきである」と回答した者に対する質問) |
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自分の患者(または家族)が治る見込みのない持続的植物状態になった場合、単なる延命医療について「やめたほうがよい」「やめるべきである」と、中止することに肯定的な者は多いが(般65%(64%)、医75%(78%)、看70%(74%)、介61%)、いずれも自分の場合より低くなっている。また、「単なる延命医療であっても続けられるべきである」と回答する者は比較的少ない(般19%(19%)、医13%(13%)、看12%(9%)、介15%)。 |
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自分の患者(または家族)が、治る見込みのない持続的植物状態になった場合に単なる延命医療を中止することに肯定的な者の多くは、「人工呼吸器等生命の維持のために特別に用いられる治療を中止して良いが、それ以外の治療は続ける」と回答しており(般60%、医72%(77%)、看81%(82%)、介77%)、「一切の治療は中止してよい」と回答する者は比較的少ない(般25%、医13%(11%)、看7%(8%)、介10%)。延命医療を中止した場合でも継続する治療としては、喀痰吸引、全身清拭、床ずれの手当て、目の乾燥防止が多い。 |
( | 自分の患者または家族が、持続的植物状態で治る見込みがないと診断された場合、単なる延命医療は「やめたほうがよい」「やめるべきである」と回答した者に対する質問) |
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( | 「人工呼吸器等、生命の維持のために特別に用いられる治療は中止してよいが、それ以外の治療(床ずれの手当や点滴等)は続ける」と回答した者に対する質問) |
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