４　級地制度における地域格差の検証

○	一般世帯の級地別１人あたり生活扶助相当消費支出額と生活扶助基準額の地域差の比較

○ 　一般世帯の１人あたり生活扶助相当消費支出額の地域差は、現行生活扶助基準額の最大格差よりも小さい。 ○ 　生活扶助相当額を個人的経費（１類費）と世帯共通経費（２類費）に分けると、個人的経費は、概ね現行生活扶助基準程度の格差があるのに対し、世帯共通経費は地域で大きな差は認められない。

（１）	２人以上全世帯 ２人以上全世帯 ※各級地毎に統計学的にはずれ値と考えられる市町村データを除外した。 ※生活扶助基準の全国平均は、全国消費実態調査の級地別世帯数で重み付けすることにより算出した。 資料：全国消費実態調査（平成１１年）特別集計

（２）

２人以上勤労世帯 ２人以上勤労世帯 （参考）集計世帯数、平均世帯人員 　 ２人以上全世帯 ２人以上勤労世帯 １級地１ １級地２ ２級地１ ２級地２ ３級地１ ３級地２ 合計 １級地１ １級地２ ２級地１ ２級地２ ３級地１ ３級地２ 合計 集計世帯数 世帯 8,772 世帯 6,229 世帯 12,682 世帯 2,722 世帯 13,314 世帯 8,955 世帯 52,674 世帯 5,569 世帯 4,146 世帯 8,349 世帯 1,687 世帯 8,434 世帯 5,229 世帯 33,414 平均世帯人員 人 3.11 人 3.22 人 3.28 人 3.30 人 3.46 人 3.66 人 3.33 人 3.12 人 3.22 人 3.28 人 3.33 人 3.48 人 3.69 人 3.33 資料：全国消費実態調査（平成１１年）特別集計

（３）	３人全世帯（２人以上全世帯データを３人世帯に補正したもの） 級地別１人あたり消費支出額（３人全世帯（補正データ））と生活扶助基準額の地域差の比較 注）一般世帯のデータは、OECD方式により、２人以上全世帯のデータを３人世帯に補正している。 資料：全国消費実態調査（平成１１年）特別集計

（４）	３人勤労世帯（２人以上勤労世帯データを３人世帯に補正したもの） 級地別１人あたり消費支出額（３人勤労世帯（補正データ））と生活扶助基準額の地域差の比較 注）一般世帯のデータは、OECD方式により、２人以上勤労世帯のデータを３人世帯に補正している。 資料：全国消費実態調査（平成１１年）特別集計