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〈参考資料1〉
診断・治療概要
(臓器提供施設提出資料)

2001年    
12月29日 17:25 17時に妻が帰宅したところ頭痛を訴えていた。その後いびき様呼吸となりかつ意識も低下したため、救急車を要請した。
18:08 当院救急外来内科を受診。来院時昏睡状態、自発呼吸なし。対光反射消失。直ちに気管挿管が施行された。頭部CT検査でくも膜下出血と診断され、高度救命救急センターに入院した。
18:55 入院時、無呼吸、深昏睡(JCS300)、対光反射は消失。最重症のくも膜下出血と診断され、手術およびそれを目的とした脳血管撮影の適応はなく、保存的に治療する方針とした(ご家族にも同様の治療方針を説明した)。
12月30日 3:00 神経症状をふまえて脳死に近い状態である旨をご家族に説明した。
12月31日 9:15 臨床的脳死診断開始。
11:00 臨床的脳死診断終了。臨床的に脳死と診断。
  家族から本人のドナーカードの提示あり。
12:05 病院から患者家族に対する説明。
  家族がコーディネーターの説明を希望
13:05 病院から(社)日本臓器移植ネットワーク関東甲信越ブロックセンターに連絡。
15:00 ネットワークのコーディネーター及び都道府県コーディネーターが病院に到着。
15:35 ネットワークのコーディネーター及び都道府県コーディネーターが患者家族への説明開始。
2002年    
1月1日 16:50 ネットワークのコーディネーター及び都道府県コーディネーターが患者家族と再度面談。
17:29 脳死判定承諾書、臓器提供承諾書に家族が署名捺印。
19:17 第1回脳死判定開始。
21:15 第1回脳死判定終了。
1月2日 3:33 第2回脳死判定開始。
4:47 第2回脳死判定終了。脳死と判定。


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