薬事・食品衛生審議会
会長 井村 伸正 殿
薬事・食品衛生審議会規程第3条に規定する薬事・食品衛生 審議会食品衛生分科会における決定事項の報告について |
食品衛生法施行規則(昭和23年厚生省令第23号)第21条(旧同規則第5条)に規定する栄養機能食品にマグネシウム、銅、亜鉛を追加するに当たっては、別添のとおり基準を設定することが適当である。
照会先 厚生労働省医薬食品局食品安全部 基準審査課新開発食品保健対策室 担当 田中、梶野
電話 03-5253-1111(内2458) |
検討中の 栄養成分 |
(1)機能表示 | (2)注意事項 |
マグネシウム | マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。 マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取すると軟便(下痢)になることがあります。一日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。 |
銅 | 銅は、赤血球の形成を助ける栄養素です。 銅は、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。 |
亜鉛 | 亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。 亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。 亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。 |
本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。亜鉛の摂りすぎは、銅の吸収を阻害するおそれがありますので、過剰摂取にならないよう注意してください。一日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。 |
(3)上限 | 1日当たりの 上下限値の範囲 |
(4)下限 (栄養所要量の1/3 として算出) |
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マグネシウム | 300mg(アメリカの上限値をアメリカ人と日本人の体重の違いで修正) | 300mg〜80mg | 80mg |
銅 | 5mg(=9mg(許容上限摂取量)−3.6mg(摂取量の最大値)) | 5mg〜0.5mg | 0.5mg |
亜鉛 | 15mg(=30mg(許容上限摂取量)−15mg(摂取量の最大値)) | 15mg〜3mg | 3mg |