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血企第70号
平成16年3月3日


 厚生労働省医薬食品局血液対策課長 様


日本赤十字社 事業局長


供血者からの遡及調査の進捗状況について

 平成16年2月4日付事務連絡によりご依頼のありました標記の件については、下記により回答いたします。



1.「供血者の供血歴の確認等
の徹底について」(平成15年6月12日付け医薬血発第0612001号)に基づく遡及調査に係る以下の事項

(1)  調査の対象とした血液製剤の本数(平成16年1月31日現在)
 ア. 対象期間: 平成11年4月1日〜平成14年6月12日
対象本数: 16,120本  
 イ. 対象期間: 平成14年6月13日〜平成15年7月21日
対象本数: 6,419本  
 ウ. 対象期間: 平成15年7月22日〜平成16年1月31日
対象本数: 2,616本  
──────────  
25,155本  
(2)  調査を実施した供血者の供血歴の期間
 別紙のとおり。

(3)  上記(1)のうち、個別NAT検査を実施した本数
 アについて 9,415本
 イについて 4,456本
 ウについて 1,603本
 ──────────
 計 15,474本


(平成16年1月31日現在)

(4)  上記(3)のうち、陽性が判明した本数(平成16年2月25日現在)
 HBV: 189本
 HCV: 2本
 HI: 1本
 ──────
 計 192本

(5)  上記(1)のうち、医療機関に情報提供を行った件数(平成16年1月31日現在)
 アについて 8,350件
 イについて 5,910件
 ウについて 1,816件
 ──────────
 計 16,076件

(6)  上記(4)のうち、医療機関から受血者に関する報告本数(平成16年2月25日現在)
 【内訳】
 1)使用された本数 214本
 2)医療機関で調査中 4本
 3)院内で廃棄 14本
 4)不明 7本
 ─────────────
 計(供給本数) 239本

(7)  上記(6)のうち、受血者の陽転又は非陽転が判明した件数(平成16年2月25日現在)
 1)陽転事例 6件  
   (HBs抗原陽転3例、HBs抗体陽転2例、HIV抗体陽転1例)
 2)非陽転事例 20件  
 3)死亡 64件  
 4)退院・未検査 14件  
 5)陽性であるが輸血前不明 7件  
 ───────────────
 計 111件  

(8)  上記(7)のうち、医薬品副作用感染症報告を行った件数(平成16年2月25日現在)
 8件


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