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平成16年2月20日

厚生労働省医薬食品局
 血液対策課長 金井 雅利殿

株式会社ベネシス


平成16年度の血液製剤の安定供給に関する計画(案)に対する弊社意見・質問について


 平成16年2月13日付事務連絡「平成16年度の血液製剤の安定供給に関する計画(案)に対する意見照会手続きに関する確認について」にてご要請のありました事項について、以下のとおり弊社の意見をご報告申し上げます。

第1 平成15年度第4回血液事業部会需給調査会の資料Cに対する意見・質問について、平成16年2月20日(金)中に部会事務局あて提出すること。
 (1) 資料C:第5 その他原料血漿の有効利用に関する重要事項
1.原料血漿の配分
倫理性、国際的公平性等の観点に立脚し、国内で使用される血液製剤が原則として国内で採取された血液を原料として製造され、海外の血液に依存しなくても済む体制を構築すべきである。このため、国内で採取された血液が有効に利用され、血液製剤として安定的に供給されるよう、採血業者が原料血漿を血液製剤の製造業者に配分する際の標準価格及び配分量を規定する。

 弊社意見:製造業者に配分する際の原料血漿等の標準価格設定にあたりましては、製造業者が外資メーカーに対する競争力を保持できるようご配慮をお願い申し上げます。

 (2) 資料C:第5 その他原料血漿の有効利用に関する重要事項
2.血液製剤の安定供給の確保のために望ましい在庫について
平成13年3月に、遺伝子組換え血液凝固第VIII因子製剤の出荷一時停止等の問題が生じたことを踏まえ、このような緊急事態に対応できるよう製造業者等は一定の在庫を保有することが望ましい。

 弊社意見:弊社は、過去・現在の需要状況並びに将来の需要予測に基づき、適正在庫の確保に努めてまいりました。今後も上述の観点から、一定量の適正在庫は確保してまいりますが、緊急事態に対応できる在庫保持につきましては国による備蓄体制の構築等をご検討いただきますようお願い申し上げます。

第2 資料B及び資料Dについては、需給計画の修正案に盛り込まれるものであるため、意見・質問があれば、第1と同様に部会事務局あて提出すること。
 弊社意見:特にございません。

以上


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