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前回の議論における論点(金額水準)


最低賃金の水準は中間賃金や平均賃金に対してどの程度が妥当なのかというのは、一つの考え方としてあると思う。
必要最低生計費をさいたま市で積み上げた場合、14万6000円という連合としての資料がまとまっている。必要な生計費を担保できるというのも、一つの大きな要素であると思うので今後とも生計費という意味でその水準論について主張していきたい。
都道府県別の生計費のグラフに生活保護を重ね合わせ比較してみてはどうか。

(参考)地方最低賃金審議会会長からのヒアリング結果
金額水準は大変難解な問題。現行の金額水準は、地方最低賃金審議会において公労使が真剣に議論を重ねてきたものであり、最も尊重されるべきと考えている。
最低賃金と生活保護の最低生活費との比較が出されて、働く方が生活保護を受けるよりも少ない収入であることはおかしいという主張が、労側から出されているが、それに明確に答えられる論理はなかなか見あたらない。


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