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<参考資料1>

臓器提供施設より報告された診断・治療概要

7月23日  
20:50 19:00頃、頭痛、嘔吐出現し、次第に意識低下したため近医受診。
21:15 頭部CT撮影施行。検査直後、ほぼ呼吸停止となり、直ちに気管挿管、人工呼吸が開始された。
22:00 アンビューバックによる人工呼吸を受けつつ22:00に当病院救急外来に搬入した。来院時、無呼吸、深昏睡(JCS300)、両側散瞳、対光反射消失が認められた。近医で施行された頭部CTでは、右側頭・頭頂葉に約104mlの円形の高吸収域を認め、右から左へ約10mmの正中構造の偏位と両側迂回槽、大脳縦裂にくも膜下出血を伴っていた。
22:15 集中治療室入室。
22:30 電話で母親に手術適応が無いことを説明した。
7月24日  
1:45 脳出血であり脳死に近い状態であること。手術適応がなく、血圧等の維持療法を行うことを来院した家族に説明した。
7月25日  
10:40 母親からドナーカードの提示を受ける。
10:50 コーディネーターに連絡。
13:50 臨床的に脳死と診断。
14:50 コーディネーターと家族が面談する。
17:45 脳死判定承諾書及び臓器摘出承諾書作成。
21:27 第1回法的脳死判定開始。
23:56 第1回法的脳死判定終了。
7月26日  
6:02 第2回法的脳死判定開始。
8:20 第2回法的脳死判定終了。


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