特別養護老人ホーム
◇ | 施設サービス全体からみた「特別養護老人ホーム」の利用者率と費用額のシェア率 |
![]() 利用者数(749.1千人) |
![]() 費用額(257,551百万円) | ||
(平成15年9月サービス提供分) |
◇ | 「特別養護老人ホーム」及び「施設サービス」の利用者と費用額の伸び。(指数) |
利用者数
費用額
◇ | 要介護度別にみた、利用者の構成割合。 |
出典:介護給付費実態調査
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1.特別養護老人ホームにおけるユニットケアの制度化
○ | 昨年4月の指定基準省令等の改正により、ユニットケアを行う施設を「小規模生活単位型」として、その運営基準、構造設備基準を設定。 また、これに合わせて「小規模生活単位型」の介護報酬を設定。 (介護報酬の改定)
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○ | 新設する特別養護老人ホームは、「小規模生活単位型」が基本。
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○ | 小規模生活単位型特別養護老人ホームの施設数、費用額の推移
(*)請求事業所数には、一部小規模生活単位型特別養護老人ホームを含む。 |
2.ユニットケア施設研修について
(1) | 施設管理者向け研修
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(2) | ユニットリーダー向け研修
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(参考)既存施設のユニットケア化の効果
6人部屋の特別養護老人ホームを建て替え、個室・ユニットケアを導入した事例において、建て替え前後の入居者及びスタッフの行動の変化を調査した結果、以下のような点に変化がみられたことが分かった。
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1 建て替え前後の居室配置の状況
建て替え前(6床室主体)![]() |
→ | 建て替え後(ユニット部分)![]() |
(1) | 居場所の変化
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*午前7時から午後7時までの状況を調査。 |
(2) | 行為の変化
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*午前7時から午後7時までの状況を調査。 |
(3) | 食事場所の変化 ベッド上での食事が約4割→約1割に減少。また、食堂での食事が約4割を占めていたところ、約9割がリビング・サブリビングで食事をとるようになり、生活にメリハリができた。 |
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(4) | 残飯の変化 一人当たり残飯量が92g→43gに減少し、食事摂取量が増加。 |
(5) | 排せつの変化 ポータブルトイレの設置数が29台→14台に減少し、排せつが改善。 |
○ | 建て替え前後の面会者数を比較すると、建て替え後は増加。 |
(1) | 居場所の変化
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![]() *午前7時から午後7時までの状況を調査。 |
(2) | 行為内容の変化
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![]() *午前7時から午後7時までの状況を調査。 |
(3) | 運動量の変化
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![]() *各職員の勤務時間帯における状況を調査。 |
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(1) | 施設機能を地域の在宅高齢者に提供している事例 |
特別養護老人ホーム「アザレアンさなだ」(長野県真田町)
○ | 施設の有する人的・物的資源を、地域で生活する高齢者に提供。
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(2) | 施設の入所者に対し、地域の中でケアを提供している事例 |
特別養護老人ホーム「いずみの園」(大分県中津市)
○ | 特別養護老人ホームで生活していても、地域の一員であることを大切にすることを具体化するという目的で行っている取り組み。
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<ある日の一例>
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