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供血者からの遡及調査の進捗状況について
(目次)



供血者からの遡及調査の進捗状況について
(平成16年1月13日血液対策課事務連絡)


供血者からの遡及調査の進捗状況について
(平成16年1月19日日本赤十字社資料)


薬事法第77条の4の3に基づく回収報告状況

血漿分画製剤のウイルス安全対策について
(平成15年11月7日医薬食品局4課長通知)


「血漿分画製剤のウイルス安全対策について」の実施状況について



事務連絡
平成16年1月13日

日本赤十字社事業局 御中

薬事・食品衛生審議会血液事業部会事務局
厚生労働省医薬食品局血液対策課


供血者からの遡及調査の進捗状況について


 標記につきましては、平成15年12月22日付け血企第491号にて貴社事業局より資料の提出があり、これを平成15年度第4回血液事業部会運営委員会に提出したところでありますが、平成16年1月13日付け血安第727号にて、貴社よりその後の推移について報告がありました。
 つきましては、平成16年1月20日(火)に平成15年度第5回血液事業部会安全技術調査会が開催されますので、下記の事項につきましてあらためて資料を作成いただき、平成16年1月19日(月)までに当事務局あて提出いただきますようお願いいたします。


.「供血者の供血歴の確認等の徹底について」(平成15年6月12日付け医薬血発第0612001号)に基づく遡及調査に係る以下の事項
(1)  調査の対象とした血液製剤の本数
(2)  調査を実施した供血者の供血歴の期間
(3)  上記(1)のうち、個別NAT検査を実施した本数
(4)  上記(3)のうち、陽性が判明した本数
(5)  上記(1)のうち、医療機関に情報提供を行った件数
(6)  上記(5)のうち、医療機関が受血者の検査を実施した件数
(7)  上記(6)のうち、受血者の陽転又は非陽転が判明した件数
(8)  上記(7)のうち、医薬品副作用感染症報告を行った件数

.資料の作成に当たっての留意事項
(1)  本数又は件数については、病原体別及びその合計を明らかにすること。また、平成15年12月22日付け血企第419号で示されたとおり、上記1の(1)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)については、対象期間ごとに本数又は件数を記載すること。
(2)  本数又は件数については、平成16年1月13日付け血安第727号の提出時において判明したものを記載すること。



血企第20号
平成16年1月19日




 厚生労働省医薬食品局血液対策課長 様



日本赤十字社 事業局長


供血者からの遡及調査の進捗状況について

 平成16年1月13日付事務連絡によりご依頼のありました標記の件については、下記により回答いたします。

1.「供血者の供血歴の確認等の徹底について」(平成15年6月12日付け医薬血発第0612001号)に基づく遡及調査に係る以下の事項


(1) 調査の対象とした血液製剤の本数(平成15年10月31日現在)
ア. 対象期間 平成11年4月1日〜平成14年6月12日
対象本数 17,056本
イ. 対象期間 平成14年6月13日〜平成15年7月21日
対象本数  6,419本
ウ. 対象期間 平成15年7月22日〜平成15年10月31日
対象本数  1,457本

(2) 調査を実施した供血者の供血歴の期間
別紙のとおり。

(3) 上記(1)のうち、個別NAT検査を実施した本数
アについて 6,179本
イについて 4,004本
ウについて 680本

10,863本


(平成15年10月31日現在)

HBV  12,862本
HCV 2,864本
HIV 1,125本

16,851本


(平成15年12月4日現在)

(4) 上記(3)のうち、陽性が判明した本数(平成15年12月4日現在)
HBV  159本 (内4件は、遡及調査対象外)
HCV 2本
HIV 1本  (HIVのみ平成15年12月17日現在)

162本

(5) 上記(1)のうち、医療機関に情報提供を行った件数
アについて 4,474件  (平成15年10月31日現在)
イについて 5,976件  (平成15年11月30日現在)
ウについて 890件  (平成15年10月31日現在)

11,340件

(6) 上記(4)のうち、医療機関から受血者に関する報告件数(平成15年12月4日現在)
199件
【内訳】
1) 使用された本数 142本
2) 医療機関で調査中 38本
3) 院内で廃棄 14本
4) 不明 5本

(7) 上記(6)のうち、受血者の陽転又は非陽転が判明した件数(平成15年12月4日現在)
1) 陽転事例 4件 (HBs抗原陽転2例、HBs抗体陽転2例)
2) 非陽転事例 12件
3) 死亡・退院、未検査 49件 (うち、死亡は40件)
4) 陽性であるが輸血前不明 4件

(8) 上記(7)のうち、医薬品副作用感染症報告を行った件数(平成16年1月9日現在)
6件(内1件は、第一報をFAXで報告済)



薬事法第77条の4の3に基づく回収報告状況

○平成15年7月〜平成16年1月分
報告日 回収開始年月日 回収対象製品 製造番号 対象本数
03.07.29 03.07.03 新鮮凍結血漿「日赤」450ml 31-3837-5529
新鮮凍結血漿「日赤」160ml 03-0329-5033
新鮮凍結血漿「日赤」80ml
03.07.04 新鮮凍結血漿「日赤」80ml 33-2521-8795
新鮮凍結血漿「日赤」450ml 28-0039-4566
03.07.08 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 77-2829-4368
新鮮凍結血漿「日赤」160ml 03-0329-4672
03.07.09 新鮮凍結血漿「日赤」80ml 44-5124-0174
新鮮凍結血漿「日赤」80ml 25-4525-6507
新鮮凍結血漿「日赤」80ml 25-4528-4780
03.07.10 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 20-0221-4228
03.07.11 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 38-4228-2168
新鮮凍結血漿「日赤」160ml 50-0729-5454
03.08.18 03.08.13 新鮮凍結血漿「日赤」80ml 46-0327-0547
03.09.25 03.08.20 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 20-2525-0684
照射赤血球M・A・P「日赤」400ml由来 1※
03.10.22 03.10.09 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 58-0327-8447 1
03.11.18 03.11.07 新鮮凍結血漿「日赤」450ml 02-2338-1231 1
03.12.15 03.11.17 新鮮凍結血漿「日赤」450ml 31-3939-8775 1
03.12.19 03.12.10 新鮮凍結血漿「日赤」160ml 21-7920-5837 1
04.01.16 03.12.22 新鮮凍結血漿「日赤」450ml 31-3235-4535 1
※該当製品なし


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