(1) | 16年度より始まる医師臨床研修必修化に併せて研修医への安全意識の徹底を図るとともに、学術団体等が行う生涯教育に資する講習会の受講を求めるなどの医師・歯科医師の資質向上への取り組みを進め、医師・歯科医師としてのあるべき知識・技術・倫理の徹底を図る。 |
(2) | 刑事事件とならなかった医療過誤等にかかる医師法等上の処分の強化を図るとともに、刑事上、民事上の理由を問わず、処分を受けた医師・歯科医師に対する再教育制度について検討する。 |
(3) | 産業医を十分に活用して医療機関職員に対する安全・衛生管理の徹底を図る |
(1) | 第三者機関による事故事例情報の収集・分析・提供のシステムの整備や、医療機能評価機構等の外部機関による評価の受審促進等を通じて医療機関評価の充実を図る |
(2) | 手術室や集中治療室などのハイリスク施設・部署におけるリスクの要因の明確化を図り、安全ガイドラインの作成を進める |
(3) | 手術の画像記録を患者に提供することによって、手術室の透明性の向上を図る |
(4) | 小児救急システムの一層の充実を図る |
(5) | 地域の中核となっている周産期医療施設のオープン病院化の研究を進める |
(6) | 病院設計における安全思想の導入の強化を図る |
(1) | 例えばがんなどのように治療に際して手術、化学療法、放射線療法や骨髄移植等の異なる治療法が出来る場合の、その選択に係るEBMを確立し、それらをガイドラインとしてまとめる |
(2) | 二次元コードやICタグを使った医薬品の管理や名称・外観の類似性評価のためのデーターベースの整備、抗がん剤等の特に慎重な取り扱いを要する薬剤の処方に際する条件を明確化することなどを通じて薬剤等の使用に際する安全管理の徹底を図る |
(3) | オーダリングシステムの活用や点滴の集中管理、患者がバーコードリーダーを所持して薬や検査時に自らが確認を行うなど、ITを活用した安全対策の推進を図る |
(4) | 輸血医療を行う医療機関での責任医師及び輸血療法委員会の設置、特定機能病院等での輸血部門の設置により、輸血の管理強化を図る |
(5) | 新しい技術を用いた安全面でも優れた医療技術の研究開発などを推進していく |
1. | 「人」を軸とした施策
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2. | 「施設」を軸とした施策
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3. | 「もの(医薬品・医療機器・情報等)」を軸とした施策
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