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賃金上昇率の計算方法の変更点

平成6年度以前

一般、パートそれぞれについて別々に計算
男女構成の変化を除去したものと反映したもの両方を計算
就労日数の増減がないものとして計算

平成7年度以降

一般とパートの構成比の変化を反映させるため合算
男女構成の変化を反映したもののみ計算
就労日数の増減を反映


男女構成比の変化の反映について

平成14年6月(男性90人、女性10人)
男性の平均時給1000円、女性の平均時給650円とする。
平成15年6月(男性50人、女性50人)
男性の平均時給1100円、女性の平均時給715円とする。
男女構成比の変化を除去した場合

平成14年の平均賃金
(1000×90+650×10)÷100=965

平成15年の平均賃金
(1100×90+715×10)÷100=1062

賃金改定率
(1062−965)÷965×100=10%

男女構成の変化を反映した場合

平成14年の平均賃金
(1000×90+650×10)÷100=965

平成15年の平均賃金
(1100×50+715×50)÷100=908

賃金改定率
(908−965)÷965×100=−5.9%


就労日数の増減の反映について

平成14年6月の賃金が月額200,000円、所定労働時間176時間(8時間×22日)
平成15年6月の賃金が月額200,000円、所定労働時間168時間(8時間×21日)
就労日数の増減を反映しない場合

平成14年の平均賃金
200000÷168=1190

平成15年の平均賃金
200000÷168=1190

賃金改定率
(1190−1190)÷1190×100=0%

就労日数の増減を反映する場合

平成14年の平均賃金
200000÷176=1136

平成15年の平均賃金
200000÷168=1190

賃金改定率
(1190−1136)÷1136×100=4.8%


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