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精神病床等に関する検討会について

精神病床等に関する検討会開催要綱

1. 趣旨
 社会保障審議会障害者部会精神障害分会が平成14年12月19日に公表した報告書「今後の精神保健医療福祉施策について」においては、「入院医療主体から地域における保健・医療・福祉を中心としたあり方へ転換する」という基本的な考え方に基づき、具体的な施策の進め方を提言している。同報告書では、精神医療のあり方について、諸外国に比べ精神病床数が多いこと、精神病床数に地域偏在がみられること、最近の精神科診療所の増加傾向等の実情や、精神病床の機能分化が成熟していないこと等を踏まえ、精神医療における地域医療のあり方、精神病床の機能分化等の課題について、検討会を設置して検討を進める必要があるとしているところである。
 このため、有識者等からなる検討会において、これらの課題について検討を行う。

2. 検討課題
1) 地域医療における精神医療のあり方
2) 精神病床の役割と機能分化等のあり方
3) 地域の精神保健医療の体制について、医療計画に記載することが望ましい事項
4) 精神病床の基準病床数算定式のあり方
5) 精神病床の人員配置基準のあり方、等

3. 座長・副座長
 検討会に座長、その補佐を行う者として副座長を置くものとする。座長は委員の中から互選により、副座長は座長の指名により選出するものとする。

4. 会議
1) 検討会は座長が必要に応じて召集する。
2) 検討会は必要に応じて小委員会を開催して検討を行うことができる。

5. 参考人
 座長は、必要に応じて意見を聴取するため、参考人を招へいすることができる。

6. その他
1) 当検討会は原則として公開とする。
2) 当検討会の事務局は障害保健福祉部精神保健福祉課が行う。


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