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3.連絡会議における意見に関する実務とコメント

(1)掛金拠出から運用商品の購入まで

掛金拠出から運用商品の購入までの表
 
注) JIS&Tのスキームをベースに作成。
受渡日は運用する商品の種類によって異なります。
上記フローは「国内の資産のみで運用している投信」を購入する場合です。
「国内の資産のみで運用している投信」を購入した場合、T=約定日、T+1=受渡日となるケースが標準的です。

(2)スイッチングについて(1)
 <国内の資産のみで運用している投信を売却し、外国の資産にも運用している投信を購入する場合>

スイッチングについて(1)の表
 
注) JIS&Tのスキームをベースに作成。
発注日(T)とはJIS&Tが資産管理機関へ売却の指図を行う日のことです。なお、加入者等が朝10:00までにJIS&TのWEB等でスイッチング手続したものについて、当日中の発注になります。(10:00以降は翌営業日の発注となります。)
 「国内の資産のみで運用している投信」を売却した場合、T=約定日、T+3=受渡日となるケースが標準的です。
 「外国の資産にも運用している投信」を購入した場合、T+1=約定日、T+2=受渡日となるケースが標準的です。
レコードキーパーがJIS&Tの場合、スイッチングの運用指図は「売却取引報告日+1営業日≦購入分の発注日」「売却分の受渡日(金銭の入金確認)+1営業日≦購入分の受渡日」というルールで運営しており、すべてのスイッチング取引について、売却の受渡日以降に購入の発注を行っているわけではありません。
(上記のように、売却の受渡日の前営業日に購入発注を行えるケースもあります。)

(2)スイッチングについて(2)
 <国内の資産のみで運用している投信を売却し、国内の資産のみで運用している投信を購入する場合>

スイッチングについて(2)の表
 
注) JIS&Tのスキームをベースに作成。
発注日(T)とはJIS&Tが資産管理機関へ売却の指図を行う日のことです。なお、加入者等が朝10:00までにJIS&TのWEB等でスイッチング手続したものについて、当日中の発注になります。(10:00以降は翌営業日の発注となります。)
 「国内の資産のみで運用している投信」を売却した場合、T=約定日、T+3=受渡日となるケースが標準的です。
 「国内の資産のみで運用している投信」を購入した場合、T=約定日、T+1=受渡日となるケースが標準的です。
レコードキーパーがJIS&Tの場合、スイッチングの運用指図は「売却取引報告日+1営業日≦購入分の発注日」「売却分の受渡日(金銭の入金確認)+1営業日≦購入分の受渡日」というルールで運営しており、上記のケースでは「売却分の受渡日+1営業日≦購入分の受渡日」という制約から、購入の発注日が、売却取引報告日の翌営業日ではなく、翌々営業日(売却発注日から3営業日目)となります。

信託協会


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