【平成16年度確保目標量】 108万Lとする |
1 | .血漿分画製剤の安定供給を確保するためには原料血漿の確保が必要であり、国は、毎年度原料血漿の確保目標量(総量及び各都道府県毎の確保目標量)を定め、日本赤十字社及び都道府県に対して確保と協力を求めてきた。 これまでのところ、原料血漿の確保目標量は確実に達成されている。 一方、血液製剤の適正使用を推進した結果、血漿分画製剤の使用量は近年ほぼ横ばいであるため、原料血漿の受け入れ先である国内4社において、極端な増産及び供給は予定されていない。なお、国内4社は、緊急時にも対応できるよう製品や半製品段階において相当量の在庫を確保している。 |
2 | .平成16年度の原料血漿受入希望量 日赤を含めた各社の原料血漿受入希望量は、総量では平成15年度とほぼ同程度。
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3. | 原料血漿確保目標量の計算
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1. | 原料血漿確保量及び各社への配分量の年度別推移 (単位:万L) |
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製剤名 | 換算規格・単位 | 合計 | |
15年度 | 16年度 | ||
アルブミン | 25%50ml(瓶) | 2,162,000 | 2,157,000 |
乾燥人フィブリノゲン | 1g | 2,000 | 3,000 |
組織接着剤 | 接着面積換算(cm2) | 4,154,000 | 4,154,000 |
血液凝固第VIII因子 | 1000単位(瓶) | 121,000 | 119,000 |
乾燥濃縮人血液凝固第IX因子 | 1000単位(瓶) | 28,000 | 32,000 |
トロンビン(人由来) | 10000単位(瓶) | 138,000 | 137,000 |
人免疫グロブリン | 2.5g(瓶) | 1,562,000 | 1,478,000 |
抗HBs人免疫グロブリン | 1000単位(瓶) | 600 | 600 |
乾燥抗D(Rho)人免疫グロブリン | 1000倍 | 0 | 0 |
抗破傷風人免疫グロブリン | 250単位(瓶) | 0 | 0 |
乾燥濃縮人アンチトロンビンIII | 500単位(瓶) | 390,000 | 388,000 |
乾燥濃縮人活性化プロテインC | 2500単位(瓶) | 1,000 | 0 |
人ハプトグロビン | 2000単位(瓶) | 0 | 18,000 |
注 | 数値は、製品の規格別に届出があった数量を集計し、代表的な規格・単位に換算したうえ、四捨五入により1000又は100の整数倍で表示した。 |