(照会先)
内線:2905/2907医薬食品局血液対策課 田中・丈達 直通:3595-2395 |
薬事分科会血液事業部会運営委員会委員各位
1 記事概要
血小板の輸血を受けた患者が敗血症により死亡し、医療機関は遺伝子検査等を実施し原因を輸血用血液製剤に含まれていた肺炎球菌と診断したが、日本赤十字社は厚生労働省への感染症報告においてその事実を記載していないというもの。(別紙1参照)
※別紙1:読売新聞(平成15年9月2日(火)夕刊)(略)
2 事実関係
○ | 当該記事に係る感染症報告は、日本赤十字社より報告済み。
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○ | 日本赤十字社の完了報告における結論は、「輸血用血液との因果関係は確認できなかった」というもの。 | ||||||
○ | 担当医等の意見は、「(敗血症は、輸血用血液製剤によるものである)可能性が大きい」であった。 |
3 関連情報(記者より聴取)
担当医は、本件について、日本輸血学会や論文(平成15年2月)で発表。(別紙2参照)
※別紙2:臨床血液 44:6,p.381~p.385(略)
4 今後の対応
明日、日本赤十字社の担当者より事実確認を行う予定。
※ 報告結果については、おって御連絡いたします。