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社保審−介護保険部会
第4回(H15.9.12)資料1

本日御議論いただきたいこと



1 前回までの議論を踏まえた追加資料説明

 (1)介護給付費増加の要因について
 前回までの議論において、さらなる分析が必要との指摘のあった「介護給付費増加の要因」について、資料に基づき説明。
 関連して、「社会保障の給付と負担の将来見通し」(平成14年5月推計)についても概要説明。

 (2)保険料設定の仕組みについて
 前回議論において議論となった「保険料」に関し、保険料を設定する仕組みの概要について、資料に基づき追加説明。
 関連して、各市町村における第1号保険料設定の前提となる「市町村介護保険事業計画」等についても概要説明。


2 施行状況の検証(3) 「要介護認定の状況等」

 ○ 介護保険制度の施行状況の検証の第3回目として、サービス提供の流れに沿って、「要介護認定」「ケアマネジメント」の実施状況に関し、資料説明、議論。


3 各委員から資料要求があった事項について

 ○ 「第3者評価への取組状況」など、前回までに各委員から資料要求があった事項の一部について、資料説明。


4 次回予定

 第5回部会(10月27日)
 ○ 介護保険制度の施行状況の検証を踏まえ、論点を整理。



社会保障審議会介護保険部会 前回までの経過


第1回部会(5月27日)

 ○ 部会の進め方等について議論。

〔部会の進め方〕
当面月1回程度開催。
9月までの間は、介護保険制度の施行状況についての検証を行うこととし、「保険給付の状況」、「保険財政の状況」、「要介護認定の状況」等について、順次議論を行い、論点を整理。
10月以降は、論点整理に基づいて順次議論をし、年末までに、論点項目についての検討を一巡。

 ○ 事務局より介護保険制度等の実施状況について概括的な説明。

 ○ 各委員から、関心事項や問題意識等について意見表明。


第2回部会(7月7日)

 ○ 介護保険制度の施行状況の検証の第1回目として、「保険給付の状況」に関し、事務局より資料説明。

〔説明のポイント〕
 ・3年間で給付が大幅に増大。
特に在宅サービスの利用が急激に増大。
 ・個別のサービスでは、(1)訪問介護サービス、(2)福祉用具貸与、(3)痴呆対応型共同生活介護(痴呆性高齢者グループホーム)、(4)特定施設入所者生活介護(有料老人ホーム等)の利用が大きく伸長。
 ・都道府県別の給付状況をみると給付面で大きな地域差が存在。
 ・施設整備の状況と給付費の間には正の相関関係が存在。
 ・給付費の増大に寄与している要素は、
(1)要介護5を中心とする重度要介護者の施設サービス給付費の増大
(2)要介護1を中心とする軽度要介護者の在宅サービス利用者の増大

 ○ 喜多委員、山本委員から、制度見直しに向けた意見書が提出され、両委員よりそれぞれ補足説明。

 ○ 各委員からの資料要求(第3回部会以降に順次提出予定)。
 ・制度創設時の給付見込と実態との比較
 ・関係審議会等における報告書
 ・痴呆性高齢者グループホームの設置主体等に関する資料
 ・福祉用具貸与の状況
 ・社会的入院の状況 等


第3回部会(7月28日)
・・・施行状況の検証(2)

 ○ 介護保険制度の施行状況の検証の第2回目として、「保険財政の状況等」に関し、事務局より資料説明。

〔説明のポイント〕

 ・第2期の介護保険料は全国平均で3,293円(前期比13.1%増)。第2期に入り、保険料月額が4,500円を超える保険者が55保険者出現するなど、全体として保険料水準が上昇。
 ・第2期保険料は、第1期に比べてサービス量で約22%増(年平均約7%)の事業計画を前提として設定。一方で給付費は前年比10%を超える伸びで増加しており、仮にこの傾向が続けば、第3期以降の保険料は高水準となることが避けられないのではないか。

 ○ 各委員からの資料要求(順次提出予定)。
 ・第1号保険料が高額となっている保険者等の分析
 ・財政状況等の将来見通し
 ・要介護認定者数増加の分析
 ・第2号被保険者のサービス利用状況 等


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