資料1 |
療育相談、レスパイトケア、登校前と放課後のケア、サマープログラム、レクレーションプログラム、職業訓練、雇用の機会、グループホーム、援助つきアパート、日常的な地域生活支援、財産保全・金銭管理サービス、人権擁護相談、など。これらのサポートは、地域で生活する障害者とその家族に一般に必要とされるものであり、自閉症の人に限られたものというわけではありません。では、自閉症の人が地域で生活してゆくためのニーズは、自閉症ではない知的障害の人と比べて、どのように違うのでしょうか?それを端的に示すアンケート調査結果があります(平成14年度自閉症児支援システム調査報告書、日本自閉症協会)。この調査では、歯科医院で、どのような配慮をして欲しいかという設問に対し、以下の3項目で両者に有意な差が認められました。
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歯科医院への希望 | 自閉症 | 知的障害 |
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障害のことをもっと知って欲しい | 70 (73) | 46 (58) |
絵や写真を使って、治療の手順を子どもに説明して欲しい | 37 (39) | 9 (11) |
本治療の前に、予行演習などをして欲しい | 21 (22) | 6 ( 8) |
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添付資料: | 自閉症Q&A、北海道警察交番配布用ポスター (PDF: 26KB) |
参考資料: | 平成14年度自閉症児支援システム調査報告書、日本自閉症協会 「アメリカ障害児教育の魅力」佐藤恵利子・佐藤裕 学苑社 |