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C. 自己点検・自己評価活動の開始と継続

各段階にはそれぞれの活動に要する期間が必要である

図

<例>

 第一ラウンド:自己点検・自己評価の土台をつくる

  1. 自己点検・自己評価のための組織を立ち上げる(この組織自体を後の活動によって改善していく)
  2. 自己点検・自己評価に関する知識と方法についての不明な点を明らかにし、理解を深めるために、本指針に基づき、全カテゴリーについて自己点検・自己評価を実施してみる(この段階において、本指針中の「評価の考え方と点検」の理解を確実にしていく)
  3. 自己点検・自己評価について、どのように取り組むか等について計画立案する
    1)自己点検・自己評価のどのようなカテゴリーから取り組むか等について明確にする
    2)指針の中の資料(データ)について、組織的な蓄積の計画を明確にする
    3)自己点検・自己評価の時期を明確にする
  4. 上記3−3)で計画した時期に、自己点検・自己評価を実施し、その結果に基づいて改善点と改善に向けての具体策を明示する
  5. 挙げられた改善策を実施する
  6. 上記1〜5を振り返り、自己点検・自己評価の組織とその活動内容をより精緻に整える
 第二ラウンド:自己点検・自己評価の継続、評価結果の公表、第三者評価の導入
  1. 第一ラウンドを踏まえて、「教育の水準の維持」および「創意工夫のある教育の追究」に向けて、自己点検・自己評価を継続して実施する
     たとえば、看護師養成所の場合、3年を1クールとして、4年ごとの自己点検・自己評価を実施する
  2. 第三者評価を得る機会を設定し、より客観性のあるフィードバックが得られるようにする
  3. 評価結果についての公表を計画的に実施する


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